山に上がる前に、麓のポイントで最後のイッシキキモンカミキリ1匹を見送る。また来年、ここで会おう。 森の水場に集まるのは野鳥だけではない。オニヤンマが産卵のために複数個体がやってきた。水たまりから下流の水路にかけて、何度も…続きを読む
水場のオニヤンマ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
山に上がる前に、麓のポイントで最後のイッシキキモンカミキリ1匹を見送る。また来年、ここで会おう。 森の水場に集まるのは野鳥だけではない。オニヤンマが産卵のために複数個体がやってきた。水たまりから下流の水路にかけて、何度も…続きを読む
森の朝、水場は朝風呂のお客さんでひとしきり賑やか。ヤマガラ、クロツグミ、ホオジロ、キビタキ、イカル、カワラヒワなどがやってきた。水場の奥ではアオゲラが少しの間、姿を見せた。 木陰に停め車内からの観察も11時になると日が射…続きを読む
この時期の目的を持って氷ノ山林道を走る。途中、法面の工事中の区間があるので注意。ヒヨドリバナにはアサギマダラが吸蜜に来ていた。ウバユリも開花。先日別の場所で観察したギンバイソウも、この林道沿いでみられる。やはりヨツスジハ…続きを読む
ファーマーズマーケットの駐車場で、ばったり同級生のクモ山人氏に出会った。近況報告をし合う中で、すぐそこにナカムラオニグモの網場があると教えてもらった。すっかり心身ともに衰え、夜遊びのクモ観察も途絶えたままだ。クモ自体にレ…続きを読む
朝の涼しい時間帯に鉢伏山を往復する。最後の望みを持って昨年咲いていたあたりを注意深く探すが、ついに見つけることができず。カキランはこのコースから絶滅した模様。ススキの根本をかき分けて、オオナンバンギセルの赤ちゃんを見つけ…続きを読む
夕方近く、海沿いの花を見て回った。フウランは盛りが過ぎた頃で、黄色く変色した花が目立った。しかしながら、いつもの季節にいつもの場所に咲く花を見る楽しみは変わらない。 西に移動して香美町のユウスゲの自生地を尋ねる。こちらは…続きを読む
2年前のちょうど今頃、2022年7月27日に円山川河口エリアで、初めてベニバトに出逢った。最初で最後と思われたベニバトに、なんと、ホームフィールドの六方田んぼで再会した。最初に見つけた鳥仲間の情報で、初認の翌日夕方に見る…続きを読む
ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む
7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
いつものクワの木に、今年もイッシキキモンカミキリの発生を確認した。初認は7月10日、その後、何度かポイントに通いながら、発生状況の推移を観察した。直近の7月22日の朝9時台には、4匹の個体を同時に確認したのと、2匹が交尾…続きを読む