幹線林道を走れば、コーナーに仲間の車。聞けば、目の前の立ち枯れでアカゲラが営巣中とのこと。仲間の撮影が終了したあと、路肩に座り込んでレンズを向けた。オスが少し警戒しながら巣穴に向かい、給餌するとすぐに飛び出した。 次にメ…続きを読む
アカゲラの子育て
兵庫県北部但馬地方の野鳥を中心に、生き物情報を発信中
幹線林道を走れば、コーナーに仲間の車。聞けば、目の前の立ち枯れでアカゲラが営巣中とのこと。仲間の撮影が終了したあと、路肩に座り込んでレンズを向けた。オスが少し警戒しながら巣穴に向かい、給餌するとすぐに飛び出した。 次にメ…続きを読む
サイハイランの自生地を見てきた。予想どおり、数株の開花を確認した。地味なランではあるけど、この季節に見ておきたい一種。 別の山域でも1株を確認。こちらはかなりショボい開花ではあったが、生き残っていたことを確認できただけで…続きを読む
例年より少し遅れて、継続観察を続けている山域にヤイロチョウが入った。朝の囀りは8時頃にピークとなり、少なくとも4羽、おそらく2ペアの鳴き交わしが聞こえた。1羽が近くに寄って来て、頭上を越えて斜面の枝に止まった。トビの接近…続きを読む
昨年は見つけることができなかったスナムグリヒョウタンゾウムシを、今年は2匹見つけることができた。砂浜に咲き乱れるハマヒルガオの花の中を一つずつ確認して、見つけ出したものである。この作業、宝探しの面白さがある。一眼レフのマ…続きを読む
早朝から山に向かうが、どうも今シーズンの山は静か過ぎる印象。お目当ての鳥も鳴かない。かろうじてレンズを向けたのはカケスとミソサザイ。 山中のエビネの大きな群落では、花が見頃であった。シカの忌避植物のようである。 海は穏や…続きを読む
廃村に咲き乱れるクリンソウの花園を見てきた。ちょうど見頃のタイミングだった。廃村の家屋は訪ねるたびに崩壊して行くのに、家屋を囲むように咲くクリンソウは、年々、勢力を増しているように思う。 サンコウチョウやアカショウビンの…続きを読む
5月の連休明けに開花する「桜」がある。高原に自生するサクラスミレだ。毎年、このサクラスミレを見て、春の花の季節を締めくくる。 よく似た花を咲かせるアケボノスミレはもう終わろうとしていた。 小さいながら美しく咲いていたのは…続きを読む
今期初めて幹線林道を走ってみる。北向きの日陰には残雪がまだ残る。ところどころ、道路を半分以上塞いでいて、未だにスノータイヤのジムニーでは問題なくクリア。 しかし、大きく法面が崩落したこの場所は、無理すれば谷側をギリギリ通…続きを読む
連休明けの5月6日から、盆地内の用水ポンプの多くが稼働を始めた。日毎に1枚1枚、田んぼに水が張られて行く。シギ・チドリの渡りも後半戦に入ったが、タイミングよく湛水田のオアシスを利用するものもいる。国府平野のセイタカシギも…続きを読む
谷を詰めた広場でUターンして車の中で一息つく。突然、左から右へと、地面に大きな鳥の影が動いた。とっさにカメラを掴んで飛び出ると、相手は沢を越えた向こう側の斜面の枝に止まっていた。久しぶりのクマタカだった。 どうやら、車を…続きを読む