隣町で越冬中のコハクチョウ14羽に混じって、コブハクチョウ成鳥1羽が合流したというので見てきた。さらにオオハクチョウ2羽も群れに合流したということであったが、私の観察時にオオハクチョウは不在であった。
お馴染みのコハクチョウと並ぶとコブハクチョウの大きさがよく分かる。翼を持ち上げ気味に泳ぐところは、公園池に浮かぶスワンボートを彷彿させる。
コブハクチョウはヨーロッパに生息する大型の白鳥で、日本には飼い鳥として移入され、公園池などで見かけることがある。いわゆる「篭脱け」コブハクチョウの野生化が近年目立つようになり、私自身何度か野外で観察したことがある。たしか、網野町の離湖にコブハクチョウが居着いていたように思うが、そこの個体が飛んで来たのかもしれない。直近では2020年11月に福知山市の由良川で幼鳥1羽を見た。以下がその時の記事である。
盆地北の圃場のコウノトリを見ていたら、コハクチョウ5羽が飛来して着地した。畦道を進むと、コウノトリのそばからマガン5羽とヒシクイ1羽のグループが飛び立った。六方田んぼで観察した6羽の混群が、今はこちらを餌場にしている様子だった。
2022.1.27 D7500+VR300mmF2.8
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