仲間が年末から目撃していながら、私には縁のなかったハイイロチュウヒ♂個体に、ようやく巡り会えた。雪のない海辺の田んぼでコハクチョウを観察していた朝のできごと。100mほど離れた低空を時計回りに巡航して土手を越えて姿を消した。わずか30秒ほどのできごと。
ハイチュウが消えてすぐ、7羽のタゲリが飛んだ。
田んぼのコハクチョウは14羽を数えた。やがて湛水田から11羽が離陸。3羽が残って別行動を続けた。
同じエリアでヒシクイ5羽とも遭遇した。あきらかに亜種ヒシクイと分かるものは安心するが、残りのヒシクイの同定にはまた頭を抱える。亜種ヒシクイのサイズでありながら、首が細く、くちばしが長い、顔が茶色いなどの特徴がある。亜種ヒシクイ、亜種オオヒシクイ以外の亜種が、当地にもたびたび飛来しているような感じである。
2022.1.9 D7500+VR300mmF2.8
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