草花・樹木

バイカモ

浜坂の海に注ぐ岸田川の支流、久斗川と田君川。河口からわずか数キロ遡った流域にバイカモが咲いている。 E5000+WC-68E 高地の湧水地に咲く水草が、平地の河口付近の流域で生息しているのは珍しい。川に入ってみると、なる…続きを読む

クレマチス苑

出石のてっせん寺・本覚寺から、今年もてっせん・クレマチス開花の便りが届いた。昨年とちょうど同じ5月最後の日曜日、妻とお寺を訪ねた。 あいにく住職は留守で、鉢植えの花を二人で見て回った。昨年に比べると花のつきが悪いようだ。…続きを読む

トキソウ

「ろっぽうフィールド日記」でレポートしたが、それを読んだ妻たじまからクレームがついた。 「見つけたのは私なんだからね」 「私の功労がどこにも書いてない」 すまん。ここに改めて敬意を表して、君が見つけたトキソウの一番ショッ…続きを読む

てっせん寺

出石町の本覚寺は「てっせん寺」として有名だ。住職は私たちの高校時代の恩師。リタイアされてからはお寺を守りながらてっせん・クレマチスの世話をされている。 毎年花の季節になると案内のハガキを頂く。ここ数年はご無沙汰してしまっ…続きを読む

ブナの花

三川山のブナがたくさんの花をつけた。ブナの花と言われてもピンと来ない人が殆どだろう。私もそうだ。秋のブナの実のことはしっかり意識するのに、春に咲く花のことが意識から抜けている。花が咲くから実ができるのだ。 ブナの花がサク…続きを読む

カタクリ

ザゼンソウのあとはカタクリ。これが私の毎年恒例の春の山の歩き方。 山に雪の多かった今年の開花は昨年より1週間は遅いだろうと読んだ。そして今日、ジャストタイミングで群生地を観察することができた。 カタクリの群生は何度見ても…続きを読む

サンインネコノメ

「たんたん山ある記」を読んだ植物に詳しい方から、阿瀬渓谷の記録にある「ホクリクネコノメ」は「サンインネコノメ」という新種の可能性があると連絡を頂いた。サンインネコノメを新種として発表された都立大学牧野標本館の若林教授に写…続きを読む

スミレ

3月25日に降ったなごり雪を最後に、週末からようやく春めいてきた。野山を歩けば、濃い土の匂いがたちのぼってくる。地面にはスミレの花が目につくようになった。スミレの同定はなかなか難しい。毎年チャレンジしながらモノにできない…続きを読む