浜坂の海に注ぐ岸田川の支流、久斗川と田君川。河口からわずか数キロ遡った流域にバイカモが咲いている。
E5000+WC-68E
高地の湧水地に咲く水草が、平地の河口付近の流域で生息しているのは珍しい。川に入ってみると、なるほど、バイカモが育つのに相応しい水がそこにある。山から海への距離が近く、清流が低い水温を保ったまま海に流れ出ている。川の水は冷たく、透明度は非常に高い。上の写真は久斗川のポイント。久斗小学校前の橋の前後に咲いている。
D2X+SIGMA17-70/CPL
次に少し西に移動して田君川。ここは昔からバイカモで有名だが、2年前の台風23号で壊滅的な被害を受けた。現在は地区の皆さんが力を合わせて株を移植し、群生地の再生が行われている。
D2X+SIGMA17-70/CPL
順調に根付いている様子がうかがわれ、この日も地元の方々が河原の草刈やら整備に汗を流しておられた。このまま順調に推移すれば、またかつてのような川面全体を覆い尽くすバイカモの群落が復活することだろう。
D2X+SP90
マクロレンズでバイカモのクローズアップを撮っておいた。
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はじめまして。
バイカモで検索してきました。
浜坂とは何県なんでしょうか。
バイカモの住処としては珍しい環境にありますね。
花が顔を出してきれいに咲いていてびっくりです。
私は宮城県の蔵王のふもとに住んでいます。
隣町、白石市の町中を流れる沢端川にもバイカモがあって写真撮りにいってきましたが、流れが早く水量も多くて花が表\に出ていませんでした。もう一度うつしに行くつもりです。
aoikesi さん、ようこそ。
こちらは兵庫県北部の日本海沿岸の町の情報になります。バイカモは山地の渓流で見らますが、記事で話題にした生息地は平地で、しかも河口からわずか4キロほどの流域であるところが特徴です。山と海が近いため、このような環境が整ったのです。
詳しくは兵庫県新温泉町のホームページにアクセスし、施設案内の中の「バイカモ公園」で情報を得てください。
http://www.town.shinonsen.hyogo.jp/
蔵王は、無雪期に一度だけ観光した記憶があります。いつかゆっくり巡りたいと思いながらだいぶ年をとってしまいました。
そういや、コメントいただいた記事は昨年の様子でした。今年の様子は以下のページに載せていますので、よろしければチェックしてください。
http://tajimamori.com/roppo/roppo0706-08.html