3月25日に降ったなごり雪を最後に、週末からようやく春めいてきた。野山を歩けば、濃い土の匂いがたちのぼってくる。地面にはスミレの花が目につくようになった。スミレの同定はなかなか難しい。毎年チャレンジしながらモノにできないままだ。ついつい花だけに目を奪われがちだが、葉や茎、顎といった部分の特徴を見逃さないようにしないと同定できない。
で、このスミレは多分タチツボスミレ。もっともポピュラーなスミレ。山に入るとオオタチツボスミレという類似種が出てくるが、里山に普通に生えているこの手はタチツボスミレだろう。
同じエリアに白い花もあったが、これもタチツボスミレだと思うけど、ひょっとして別種なのかな?
花が咲き、虫たちが飛びまわり、命の輝きが再び巡ってきた。
撮影:OLYMPUS E-1 ZUIKO-Digital50mmMACRO
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