いつもの観察ポイントである海沿いの湛水田、コハクチョウは餌場に行っていて留守。夜行性のカモがたくさん休んでいる中にちょっと珍しいのが1羽いた。ツクシガモ。 近くで採餌中のコウノトリ1羽が気づかぬうちに飛び立った。 カモの…続きを読む
コウノトリ
海辺のオオムシクイ
海に出てみる。波が高く、浜にはシロチドリが数羽いただけ。 防砂林の薮中から、ウグイスやジョウビタキ、オオムシクイの声が聞こえてくる。しばらくすると、舗道沿いの木にオオムシクイが出てきた。ムシクイは識別が難しいグループのひ…続きを読む
ノゴマ通過中
友達のバンダーが、山での標識調査を終えて職場に寄ってくれた。今、ノゴマがどんどん南に渡っているという。しかも、小鳥たちは夜に動くという。星と地磁気を頼りに、夜の空を行くのだろう。 私のノゴマ観察ポイント、円山川の堤外ヨシ…続きを読む
アトリ集まる
六方田んぼの円山川堤防に上がってみる。堤外のヤナギの木で、アトリの群れが賑やかに飛び回っているのに出会った。今年も、アトリが越冬飛来する季節になったようだ。群れはまだ小規模であるが、これから離合集散しながら巨大な群れに膨…続きを読む
チョウゲンボウとノスリ
チョウゲンボウのメスタイプ2羽を、伊豆地区の農地で見かけた。2羽は近くにいて、キーキーキーと互いに鳴きあって存在を確かめあっているように見えた。兄弟姉妹なのか母子なのか。 チョウゲンボウと共に、冬の豊岡盆地でおなじみの猛…続きを読む
初雁
沿岸の田んぼを巡回すると、首を伸ばして警戒する2羽のマガンと出逢った。警戒心は弱く、近くに車を寄せてもやがて無心に草を食べだした。それでも、片方が食べるときはもう片方が周辺の警戒を続けることを怠らない。食べる役と警戒の役…続きを読む
白いツバメ
円山川堤防で野鳥観察中、ツバメの一群の中に白いツバメ1羽が混じっているのを見つけた。何ツバメか、特徴が出ない白化個体なのでよくわからない。飛んでいる他のツバメがイワツバメでもコシアカツバメでもなかったことから、普通のツバ…続きを読む
晩夏
水田の中にポツンと空いた休耕地。適度に湿ってコウノトリやサギの餌場となっている。旅の途中のタカブシギも立ち寄っていた。 加陽湿地で伊豆巣塔の幼鳥と出逢った。両足対称の青緑の足輪が爽やかで印象的。近くで母親で野外最年長の1…続きを読む
立秋を過ぎても
気づけば、田んぼの色が緑から黄緑に変わってきた。連日の猛暑が続いている。8月7日の立秋が過ぎても、とても残暑という気分ではない。 田んぼの路肩では、ツマグロキチョウが集団吸水に集まっていた。車が通り過ぎるたびに、黄色い紙…続きを読む
巣立ちの季節
市内にあるコウノトリの巣塔では、ヒナの巣立ちの季節となっている。親鳥も最後のひと頑張りといったところで、大きな餌を捕まえては巣に運び込んでいる。ヒナが巣立ったあとも、しばらく親鳥のテリトリ内で巣立ちビナの世話を続ける。 …続きを読む