北の繁殖地に向かう冬鳥たちを見送る季節も、もう終わろうとしている。三寒四温から桜の季節へ。 2024.3.12-20 D7500+VR300mmF4.0 2+
tajimamori
バイカオウレン
但馬地域ではごく限られた場所でしか自生していないとされるキンポウゲ科の早春の花、バイカオウレンを観察することができた。セツブンソウ、キクバオウレン、ミスミソウと早春の花を毎年追いかけているが、新たにその仲間入りを果たして…続きを読む
レンジャク通過
ヒレンジャク、キレンジャクの混群を、郊外の健康福祉施設内の植栽の実を食べに立ち寄った機会に、観察することができた。クロガネモチの赤い実がお目当てで、上の方から一気に食べつくされて行く。実を食べたあとは、定期的に近くの水路…続きを読む
2月最後の日
今年は4年に一度のうるう年で、2月最後の撮影日は29日となった。海辺の水たまりには渡りのヒヨドリの群れが集まってきた。この時期は、この水場にはレンジャクが現れるのだが、防風林の火事の影響があるのか、時期がまだ早いのか。夏…続きを読む
ツクシガモ通過
2月の終わり、お隣の久美浜町の湾内でツクシガモ6羽の北帰行群を目撃した。数日間同場所で滞在後、渡去した。ツクシガモは豊岡市内にもまれに飛来する珍しいカモ。当地での越冬はないが、渡りの途中に立ち寄ることがある。今回の6羽の…続きを読む
さらばコハクチョウ
最終的に32羽となったコハクチョウの越冬群、仲間が2月28日の朝に見たのが終認となった。おなじタイミングで、コハクチョウに混じっていたマガン3羽も北に向かったようだ。11月の終わりに初認して以来、ちょうど3ヶ月間の越冬滞…続きを読む
コウノトリ繁殖に入る
祥雲寺巣塔の新婚ペアは2月15日に初卵を産み、4卵の抱卵を続けている。市内の他の繁殖ペアも3月には一斉に抱卵に入る。そんなコウノトリの繁殖期を目前に、それぞれの縄張り内で準備に入っている。 2024.2.16-23 D7…続きを読む
雨水の頃
雪が雨に変わり、春が近づいて来たことをふと思う頃を「雨水」と昔の人は呼んだ。1月の終わりに一度ドカ雪が降ったものの、暖かな冬の日が続いている。温暖化が進み「雨水」の実感もほぼなくなりつつある。 その雨水の日の朝、雨降りの…続きを読む
ミスミソウ
海辺の自生地でミスミソウが見ごろに開花している。キンポウゲ科で雪割草と呼ばれる早春の花。地域によってはピンクや青い花も咲く。 湾内では夏羽移行中のハジロカイツブリが採餌中。 外海の岩礁ではウミウとヒメウを見かけた。 20…続きを読む
セツブンソウで花巡り開幕
丹波市のセツブンソウ自生地、民地での公開期間が始まったので観察にでかけた。4月並の陽気の午後、ピーカンの日差しに白い花は撮影が難しいが、あちこちで開花しているセツブンソウにレンズを向けた。毎年のことではあるが、このセツブ…続きを読む