近年、とんと見かけなくなったゴイサギ。もともと夜行性なので、夜更けにギャッと短く鳴くと、それだけで存在が知れたものだった。朝夕には田んぼや川で姿を見かけることも度々で、そのずんぐりとした体つきも愛嬌があった。青灰色を基調…続きを読む
6月 2022
虫の季節がやってきた
道端のカラムシの葉にラミーカミキリが見られるようになった。ミントグリーンと黒のツートンカラーが爽やかな、カミキリ界でも美形の一種。 里山湿地ではハッチョウトンボ、モートンイトトンボ、モノサシトンボなどが出現。 ゼフィルス…続きを読む
鍾馗蘭と銀竜草
ブナ林のショウキランを見てきた。ちょうど開花直後の株にタイミングよく出会えた。開花すると1週間ほどで黒くなり、虫に食われて汚くなる。蕾も含め、同じ現場で十数株を確認した。 ショウキランの沢から少しのぼったブナ林床には、同…続きを読む
ローラー久しぶり
記事として書いたのは4年前のブッポウソウ観察記録。以降、本種との出会いに縁遠くなった。今シーズンも但馬の複数箇所での目撃情報があるが、私自身の観察機会は未だだった。 出会いは突然訪れた。ノーマークのポイント、しかも林道で…続きを読む
アカゲラの子育て
幹線林道を走れば、コーナーに仲間の車。聞けば、目の前の立ち枯れでアカゲラが営巣中とのこと。仲間の撮影が終了したあと、路肩に座り込んでレンズを向けた。オスが少し警戒しながら巣穴に向かい、給餌するとすぐに飛び出した。 次にメ…続きを読む
采配蘭
サイハイランの自生地を見てきた。予想どおり、数株の開花を確認した。地味なランではあるけど、この季節に見ておきたい一種。 別の山域でも1株を確認。こちらはかなりショボい開花ではあったが、生き残っていたことを確認できただけで…続きを読む