森の朝、水場は朝風呂のお客さんでひとしきり賑やか。ヤマガラ、クロツグミ、ホオジロ、キビタキ、イカル、カワラヒワなどがやってきた。水場の奥ではアオゲラが少しの間、姿を見せた。 木陰に停め車内からの観察も11時になると日が射…続きを読む
森の朝風呂

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
森の朝、水場は朝風呂のお客さんでひとしきり賑やか。ヤマガラ、クロツグミ、ホオジロ、キビタキ、イカル、カワラヒワなどがやってきた。水場の奥ではアオゲラが少しの間、姿を見せた。 木陰に停め車内からの観察も11時になると日が射…続きを読む
2年前のちょうど今頃、2022年7月27日に円山川河口エリアで、初めてベニバトに出逢った。最初で最後と思われたベニバトに、なんと、ホームフィールドの六方田んぼで再会した。最初に見つけた鳥仲間の情報で、初認の翌日夕方に見る…続きを読む
7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
これまでの繁殖地には多くのカメラマンが集まるようになり、落ち着いてヤイロチョウの観察も難しい状況になってきた。今季は新たな繁殖地に運よくめぐり合うことができ、延べ3日間にわたり観察を続けた。針葉樹、広葉樹、照葉樹がまじり…続きを読む
証拠写真でしかないが、今シーズン初のブッポウソウ。かねてより目撃情報のあるポイント、何度目かのトライでようやく出会えた。谷を隔てた遠くの枯れ枝に止まった1個体。近くに来ることなく、さらに山奥に消えて行った。 2024.6…続きを読む
近くに来たキビタキにレンズを向ける。美しい成鳥オスだ。喉から胸にかけてのオレンジ色がとくに美しい。キビタキは、おそらく2回めの繁殖に入っているのだろう。相変わらず、美しい声でさえずりを続けている。 「ホーイ・チョイチョイ…続きを読む
土砂崩れで一部通行不能の林道、いつものササユリの自生地までは問題なく走れる。蕾のときにチェックしていたので、ジャストタイミングで開花株を見ることができた。この山域では、もう急傾斜の法面のこのポイントでしか見られなくなって…続きを読む
久しぶりに竹野スノーケルセンターの磯を歩いた。目的は赤い太ももが魅力的なフタイロカミキリモドキ。トベラの葉にオスとメスを確認した。赤い太ももがオスで、赤い腹がメスである。この赤い部分の、雌雄の違いの秘密は、かつて記事に書…続きを読む
麦秋の候となった。小麦畑は黄金色に染まり、その上を餌を求めてツバメが飛び回る。ツバメ、ツバメの幼鳥、コシアカツバメを確認。マニュアルフォーカスで追いかけるが、ツバメの飛びものは難しい。 隣の水田には、子育て中のお父さんコ…続きを読む
今季最初のアカショウビンは、山に入る前の移動個体かもしれない。里山に囲まれた集落の電線で確認。2羽で鳴き交わしていたので、おそらく繁殖ペアなのだろう。 暗い林の中ではサンコウチョウがホイホイ鳴いている。特徴的な声はすぐに…続きを読む