市内の人工巣塔のひとつ、3羽のヒナのうち1羽J0800の風切羽が抜けて、巣立ちできずにいた。(写真:7/22撮影) 8月5日、本個体の観察中のことである。巣塔下の畦道を農作業のトラクターが動き出したタイミングで、これまで…続きを読む
幼鳥たち

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
市内の人工巣塔のひとつ、3羽のヒナのうち1羽J0800の風切羽が抜けて、巣立ちできずにいた。(写真:7/22撮影) 8月5日、本個体の観察中のことである。巣塔下の畦道を農作業のトラクターが動き出したタイミングで、これまで…続きを読む
8月7日は立秋らしい。猛暑は容赦なく続いている。久しぶりに海に出てみる。湾内では水上バイクが爆音をたてて走り回り、そんなことにはお構いなしといった感じでウミネコが浮かんでいる。 外海は磯遊びの人たちが、それぞれの夏の海を…続きを読む
森の朝、水場は朝風呂のお客さんでひとしきり賑やか。ヤマガラ、クロツグミ、ホオジロ、キビタキ、イカル、カワラヒワなどがやってきた。水場の奥ではアオゲラが少しの間、姿を見せた。 木陰に停め車内からの観察も11時になると日が射…続きを読む
2年前のちょうど今頃、2022年7月27日に円山川河口エリアで、初めてベニバトに出逢った。最初で最後と思われたベニバトに、なんと、ホームフィールドの六方田んぼで再会した。最初に見つけた鳥仲間の情報で、初認の翌日夕方に見る…続きを読む
7月前半、梅雨明け前のフィールドで観察した生きもの、ほかの記事で紹介しきれなかったものをまとめて掲載する。ちなみに、今年の当地方の梅雨明けは7月21日。 2024.7.3-15 D7500+VR300mmF4.0, 90…続きを読む
これまでの繁殖地には多くのカメラマンが集まるようになり、落ち着いてヤイロチョウの観察も難しい状況になってきた。今季は新たな繁殖地に運よくめぐり合うことができ、延べ3日間にわたり観察を続けた。針葉樹、広葉樹、照葉樹がまじり…続きを読む
証拠写真でしかないが、今シーズン初のブッポウソウ。かねてより目撃情報のあるポイント、何度目かのトライでようやく出会えた。谷を隔てた遠くの枯れ枝に止まった1個体。近くに来ることなく、さらに山奥に消えて行った。 2024.6…続きを読む
近くに来たキビタキにレンズを向ける。美しい成鳥オスだ。喉から胸にかけてのオレンジ色がとくに美しい。キビタキは、おそらく2回めの繁殖に入っているのだろう。相変わらず、美しい声でさえずりを続けている。 「ホーイ・チョイチョイ…続きを読む
土砂崩れで一部通行不能の林道、いつものササユリの自生地までは問題なく走れる。蕾のときにチェックしていたので、ジャストタイミングで開花株を見ることができた。この山域では、もう急傾斜の法面のこのポイントでしか見られなくなって…続きを読む
久しぶりに竹野スノーケルセンターの磯を歩いた。目的は赤い太ももが魅力的なフタイロカミキリモドキ。トベラの葉にオスとメスを確認した。赤い太ももがオスで、赤い腹がメスである。この赤い部分の、雌雄の違いの秘密は、かつて記事に書…続きを読む