東京

3月20日の新宿御苑、すでに桜が開花していて、曇り空の下ではあったがたくさんの人で賑わっていた。 娘の部屋では、たまたま就活で上京していた次男が加わって、子どもたちからサプライズプレゼントを受け取った。新緑の季節にでも、…続きを読む

久しぶりの出雲

この前が2006年12月23日~24日だったから、4年半ぶりの出雲となる。R178の余部道路を走るのも初めて。居組・東浜間のバイパスで県境越えも楽になり、これからはR9経由より海回りのドライブがいい。 鳥取市内を越え、旧…続きを読む

25年の約束の森へ(3)

早く起きて朝風呂に浸かった。露天風呂に出ると静かに雨が降っていた。吹き抜けロビーの窓に、モッチョム岳のシルエットが重なって見えた。旅なれたNさんが用意してくれた、フリーズドライの御粥を戻して簡単な朝食。 旅の最終日、午前…続きを読む

25年の約束の森へ(2)

明け方の激しい雨音で目が覚めた。板屋根の宿は、雨の音がまるで音楽のように部屋中に広がった。雨の憂鬱さではなく、その音は子守唄のように心地よかった。屋久島は雨の島だ。雨が命を育てている。その雨粒のリズムが体に染み込む。 布…続きを読む

25年の約束の森へ(1)

あのころ、鹿児島から海を渡る飛行機はYS11だった。25年の時を経て、74人乗りボンバルディア機は僅か25分で私たちを屋久島に運んでくれた。乗り継ぎの鹿児島空港では上着を1枚脱いだが、屋久島空港に降り立ったときには長袖シ…続きを読む