3月20日の新宿御苑、すでに桜が開花していて、曇り空の下ではあったがたくさんの人で賑わっていた。 娘の部屋では、たまたま就活で上京していた次男が加わって、子どもたちからサプライズプレゼントを受け取った。新緑の季節にでも、…続きを読む
旅
丹後半島の奥深さに触れる旅(後半)
翌朝はスローに始まった。8時半からのたっぷりの朝食のあと、マスター御自慢の自家焙煎コーヒーを頂く。10時前にチェックアウトし、阿蘇海沿いに丹後半島に向かう。雪の予報に反して、朝は雲ひとつない青空が広がっていた。 途中、外…続きを読む
丹後半島の奥深さに触れる旅(前半)
2007年12月三朝温泉、2008年11月屋久島と続いたN夫妻と我が夫婦4人の「だらだら旅行」は、ここ3年実施できずにいた。3度目、久しぶりの4人旅は但馬のお隣、丹後半島の周遊プランをNさんがアレンジしてくれた。 10時…続きを読む
久しぶりの出雲
この前が2006年12月23日~24日だったから、4年半ぶりの出雲となる。R178の余部道路を走るのも初めて。居組・東浜間のバイパスで県境越えも楽になり、これからはR9経由より海回りのドライブがいい。 鳥取市内を越え、旧…続きを読む
25年の約束の森へ(3)
早く起きて朝風呂に浸かった。露天風呂に出ると静かに雨が降っていた。吹き抜けロビーの窓に、モッチョム岳のシルエットが重なって見えた。旅なれたNさんが用意してくれた、フリーズドライの御粥を戻して簡単な朝食。 旅の最終日、午前…続きを読む
25年の約束の森へ(2)
明け方の激しい雨音で目が覚めた。板屋根の宿は、雨の音がまるで音楽のように部屋中に広がった。雨の憂鬱さではなく、その音は子守唄のように心地よかった。屋久島は雨の島だ。雨が命を育てている。その雨粒のリズムが体に染み込む。 布…続きを読む
25年の約束の森へ(1)
あのころ、鹿児島から海を渡る飛行機はYS11だった。25年の時を経て、74人乗りボンバルディア機は僅か25分で私たちを屋久島に運んでくれた。乗り継ぎの鹿児島空港では上着を1枚脱いだが、屋久島空港に降り立ったときには長袖シ…続きを読む
ハンガーショップで逢いましょう
友人が経営する中田工芸は、日本を代表する木製ハンガーのメーカーである。1年前、青山にショールームを出してから、中田工芸のハンガービジネスは大きく展開してゆく。その最前線をようやくこの目で確かめることができた。 土曜の営業…続きを読む
冬の山陰路だらだら旅行(後半)
≪前半 7時半ごろだったかに布団を抜け出し朝風呂へ。夜中に雪が降ったらしく、屋根や庭の一部が白かった。そんな朝の風景を湯船からガラス越しにぼんやり眺める。上がりがけにKさんが入ってきた。 ご婦人方もそれぞれに朝風呂に入っ…続きを読む
冬の山陰路だらだら旅行(前半)
長く付き合っている友人夫妻と、夫婦どうし4人で温泉旅行に行こうと決めていた。その打合せ用にと立ち上げたメーリングリストの最初の書き込みが2005年8月30日。それから、お互いの身の回りで、いろんなことが起こった。それぞれ…続きを読む