ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む
ギンバイソウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ギンバイソウを観察してきた。渓谷の斜面に、クサアジサイと共に、白い花を咲かせている。ギンバイソウの花はシベの無い装飾花と、シベのある両性花の二種類の花をつけるのがアジサイ科らしい。シカ食害で、残された自生地はわずかである…続きを読む
ヒヌマイトトンボの生息地では個体数が増えてきた。2匹のオスが空中戦を行う瞬間も見れたし、橙色のメスの姿も確認した。 これは同じ環境にいたアジアイトトンボ。 野上のビオトープではハスが開花し、巣塔ではコウノトリが抱卵中。堤…続きを読む
キヌガサタケの季節になった。雨上がりの竹藪に踏み込むと、予感どおり、たくさんのキヌガサタケが出ていた。みるみるうちに捲くっていたスカートをおろして行くが、最後まで降り切らずに観察タイムリミット。おびただしい藪蚊や、今回は…続きを読む
いつものポイント、ジクホコリが発生し始めた。私の初認は6月19日。埋もれた葉の1枚に黒いポチポチを見つけて心躍った。一週間後の6月26日の2度目の観察では、広葉樹の落ち葉とスギの落ち枝に見つけた。持ち帰り、照明の角度を変…続きを読む
2013年11月、5年ぶりの深紅のタイトルでイスカの記事をあげた。それからちょうど10年、同じ11月に同じ場所でイスカの群れを観察した。仲間二人と一緒に、松ぼっくりを夢中でついばむイスカの群れの下に、徒歩にてアプローチ。…続きを読む
昨秋、既知の自生地外でキュウシュウコゴメグサの開花が確認された。数年前から発生確認が途絶えたままだった、兵庫県レッドリストAランクの希少種である。専門家の熱心な踏査により、但馬での新たな自生地が確認された。1年後の同場所…続きを読む
何度か通いながら、発生のタイミングを待った。ようやく、まとまった数のソライロタケに出会うことができた。藪蚊とヤマビル対策に、竹藪に突入する前にナイロンの上下作業着を着た。ヤマビルの攻撃は避けることができたが、無防備な顔面…続きを読む
秋雨が続いて、キノコがあちこちで顔を出し始めた。名前の分からないものが殆どだが、それぞれの個性的な美しさについついレンズを向けてしまう。待望のソライロタケも今季初めて確認できた。蚊とヤマビルにたかられながらの撮影ではあっ…続きを読む
高原のガガイモがうす紅色のかわいい花をつけた。うまい具合に、ジャストタイミングでガガ様に出会うことができた。雨が少し降って、ようやくキノコ類も顔を出し始めたようだ。竹藪をガサガサと徘徊すれば、待っていたかのようにヤマビル…続きを読む
キヌガサタケ観察2回め。今回もタイミングよく、3本がスカートを下ろそうというタイミングで出会えた。3本のうち1本は柄の真ん中が食い破られ、1本は傘の先端が食い破られており、新鮮なのは1本のみ。それでも、3本揃ってスカート…続きを読む