海岸の自生地で、ミスミソウが見ごろに開花した。晴れた午後に訪れたが、海風は冷たい。白い花に見えるのはがく片で、今回の観察では八重咲が目立った。このあたりでは見られないが北陸には青い花もある。兵庫県レッドリストBランク。 …続きを読む
ミスミソウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
海岸の自生地で、ミスミソウが見ごろに開花した。晴れた午後に訪れたが、海風は冷たい。白い花に見えるのはがく片で、今回の観察では八重咲が目立った。このあたりでは見られないが北陸には青い花もある。兵庫県レッドリストBランク。 …続きを読む
毎年のことではあるが、丹波市のセツブンソウ自生地を訪ねることで、新しい1年の花暦がはじまる。丹波市青垣町には公開されている3ヶ所のセツブンソウの自生地がある。最も早く咲き出すのが、但馬に一番近い遠阪地区の自生地。雪が残る…続きを読む
キノコ観察のついでに、かつてよく立ち寄っていたセンブリのポイントに行ってみた。近年は別の山域のセンブリを見ていたので、久しぶりのことだった。いつもの場所に、ちょうどの見頃で、花を咲かせているのを確認した。 センブリの花は…続きを読む
花めぐりの山歩きも、このキッコウハグマでフィナーレを迎える。渓谷の最奥部まで登らないと開花株に出会えないのが残念で、そこまでのアプローチの路肩で見かけるキッコウハグマはすべてが閉鎖花。苦労して登り詰めて出会うキッコウハグ…続きを読む
山のリンドウが咲いた。リンドウが咲くと秋もいよいよ本格化という気になる。紅葉が始まった山の中で、リンドウブルーがひときわ美しく陽に輝く。同じ場所で、ノササゲの紫色の実も美しい。 2024.10.18 D7500+90mm…続きを読む
高原のウメバチソウとセンブリを見てきた。残暑のせいか、今季はジンジソウを見る機会がなかったが、ようやくダイモンジソウが花盛りとなっていた。リンドウの蕾が膨らんできた。クロッカス畑の畦に、金木犀。秋らしくなってきた。 20…続きを読む
いまや名物となった円山川右岸堤防のヒガンバナ、今年の残暑で開花が遅れているうちに、他の雑草が先に伸びてヒガンバナを覆い隠してしまった。国交省がその雑草を手刈りで除草してくれ、ヒガンバナの真っ赤な土手を今年も作ってくれたの…続きを読む
残暑が収まり、通過を心待ちにしていた南への旅の途上のアサギマダラが、域外保全のフジバカマの植栽エリアに吸蜜に立ち寄ってくれた。この日は1匹しか確認しなかったが、その優美な姿が美しい。他の蝶も次々に花に訪れている。 202…続きを読む
高原のススキ野に、ナンバンギセルを訪ねた。猛暑の夏を引きずる残暑で、植物の様子もなんだかおかしい。植生保護柵に守られたキクアザミは開花前。ホソバウンラン、キキョウはまだ花が残っていた。 2024.9.19 D7500+9…続きを読む
加陽水辺公園の植生保護地で、今年もフジバカマが咲いた。窓を開けた車でそばを通るだけで、フジバカマの芳香が漂ってくる。スーッとする上品な香り。いろんな蝶が吸蜜にやってくる。アゲハやタテハがよく目立つが、小さなシジミやセセリ…続きを読む