立春の候

田んぼの(ノボロギクらしい)黄色い花をむしって食べていたのがカワラヒワ(亜種オオカワラヒワ)。三寒四温で春の花が次々に目覚めて行く季節を迎える。 湾内のホオジロガモは相変わらず愛想が悪い。 北から、鳴きながらコハクチョウ…続きを読む

雪の後はトラが出る

今冬3度目の、平地で30cm級の積雪となった。雪が上がると、林縁の土の見えているところに鳥が出てくる。もちろん、そこで餌を採るためである。普段はめったに森の中から出てこない夜行性のトラツグミも、このタイミングが観察のチャ…続きを読む

節分の頃

加陽湿地の越冬マガン8羽は健在。 隣町のコハクチョウ14羽も健在。 湾内のカモたち。ホオジロガモは、前方に見つけたら即座に臨戦体制。カメラを抱えながら前進して、飛んだら即連写。今回はなんとかオスとメスの飛びものが写せた。…続きを読む

ハイタカ成鳥オス

コハクチョウを車内から観察していた堤防、後方からフロントガラスを越えて少し離れた木に止まったのは、ハイタカに違いなかった。後ろ姿からチラッと見える脇腹の羽根色が赤い。成鳥オスに違いない。メスタイプはよく見かけるものの、下…続きを読む

1月終わりの海辺

湾岸を行けば、いつもどおり、岸辺に寄っていたホオジロガモが背中を向けて遠ざかる。この時期のホオジロガモは、1羽のオスに複数のメスが付いているのをよく見る。繁殖ペアの確定に至るプロセスなのだろう。 岸で採餌に夢中なのはハマ…続きを読む

コブハクチョウ

隣町で越冬中のコハクチョウ14羽に混じって、コブハクチョウ成鳥1羽が合流したというので見てきた。さらにオオハクチョウ2羽も群れに合流したということであったが、私の観察時にオオハクチョウは不在であった。 お馴染みのコハクチ…続きを読む

大寒の頃

1月20日が大寒だったそうだ。今年の雪はしつこい。雪解けが終わる前に次の雪が降り、長い間、積雪の景色が続いている。六方田んぼ百合地の湛水田には4羽のコハクチョウがいて、近くの畦をキツネが歩いて行った。こちらに気づいたキツ…続きを読む

再びの雪のあと

30cmほど降った後、寒波が弱まった。太陽が照ると、積もった雪は一気にとけだして行った。いつもの湛水田の様子を巡回。コハクチョウ17羽を確認。カラスの群れも近くに降りていた。となりの湛水田にはタゲリが2羽。タシギも確認し…続きを読む

鏡開きの日

1月11日は鏡開きの日なんだそうだ。鏡餅を下げてお正月気分をリセットする。再び雪が降り出しそうな空模様の中を巡回。六方田んぼで出会ったコウノトリはJ0178河谷ペアのオス4歳。 加陽湿地には、マガン7羽の越冬組が陸に上が…続きを読む

初ハイチュウ

仲間が年末から目撃していながら、私には縁のなかったハイイロチュウヒ♂個体に、ようやく巡り会えた。雪のない海辺の田んぼでコハクチョウを観察していた朝のできごと。100mほど離れた低空を時計回りに巡航して土手を越えて姿を消し…続きを読む