林道沿いのサンヨウブシが開花した。花の形からわかるように、トリカブトの仲間。ただし、サンヨウブシは無毒らしい。いつもの場所に、白花の株も開花していた。しかしながら、長雨のせいで開花前に葉が枯れてしまっているものがほとんど…続きを読む
サンヨウブシ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
林道沿いのサンヨウブシが開花した。花の形からわかるように、トリカブトの仲間。ただし、サンヨウブシは無毒らしい。いつもの場所に、白花の株も開花していた。しかしながら、長雨のせいで開花前に葉が枯れてしまっているものがほとんど…続きを読む
かつては、林道の路肩に大きくそびえ立つトチノキだった。風雪に耐え、10年ほど前になるだろうか、倒れて根元の幹だけが路肩に残った。それが朽ちて中が空洞となり、様々なミクロな生き物たちの暮らし場所になっている。粘菌もその仲間…続きを読む
いかにも粘菌と呼ぶにふさわしいのを見つけた。遊歩道のスギの切り株の、切り口全面を覆う規模の黄色いやつ。アメーバー状に移動を続ける変形体、変形体が集まって子実体になろうとしているステージ、子実体の大きな山。落ち葉や朽木をめ…続きを読む
雨が続いた後の晴れ間の朝、期待しながら山辺のポイントに向かう。道から少し外れて竹藪に踏み入れば、一ヶ所に5本のキヌガサタケがすでに白いドレスをおろして立っていた。4本のかたまりと、少し離れて1本。その1本のポートレート写…続きを読む
梅雨末期の大雨が上がって晴れ間も見えた。蒸し暑い午後、粘菌ポイントで葉っぱめくりに勤しむ。すぐに見つけたのがこれ。軸があり、子嚢体は焦げ茶のモサモサ。ところどころに白い石灰状の膜が覆っているものあったり、キラキラ光ってい…続きを読む
粘菌友の会に入会して早くも、憧れのジクホコリに出逢ってしまった。落ち葉をめくって、キラリと輝く宝石を拾い上げマクロで撮影すると、めくるめくファンタジックな世界が目の前に展開する。 ジクホコリと同じ葉に付いていたマルサカズ…続きを読む
午前後半、竹藪へのアプローチ中、白いものが遠くに見えた。ひょっとしてと急げば、今朝出たばかりのキヌガサタケが横たわっていた。大きすぎて成長中に直立できず、こけてしまったのだろう。すでにグレバの根元にシデムシが食いついてお…続きを読む
粘菌に興味を持つ仲間がまわりで増加中。そんな影響もあって、花の無い今の季節のフィールドワークで、粘菌の魅力にハマりつつある。朽木や落ち葉をひっくり返して、粘菌を見つけたときの喜びは、宝探しの面白さに通じる。胞子を顕微鏡下…続きを読む
我が家の敷地境界の外に接して、鳥が運んだのであろうミズキが巨木になった。冬の終わりに伐採してもらって切り株だけが残った。今朝、ふと窓から外を見ると、その切り株がオレンジ色に変色しているではないか。 なんだろうと近づいてみ…続きを読む
集合場所の桜も美しく開いた。仲間と一緒に今年最初の溶岩流トレッキングを楽しんだ。 キクザキイチゲがあちこちで見ごろである。以下、遊歩道沿いで写真記録した花々を掲載する。 本日のハイライトはシロキツネノサカズキモドキ。早春…続きを読む