梅雨末期の大雨が上がって晴れ間も見えた。蒸し暑い午後、粘菌ポイントで葉っぱめくりに勤しむ。すぐに見つけたのがこれ。軸があり、子嚢体は焦げ茶のモサモサ。ところどころに白い石灰状の膜が覆っているものあったり、キラキラ光ってい…続きを読む
雨あがりの粘菌探し

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
梅雨末期の大雨が上がって晴れ間も見えた。蒸し暑い午後、粘菌ポイントで葉っぱめくりに勤しむ。すぐに見つけたのがこれ。軸があり、子嚢体は焦げ茶のモサモサ。ところどころに白い石灰状の膜が覆っているものあったり、キラキラ光ってい…続きを読む
粘菌友の会に入会して早くも、憧れのジクホコリに出逢ってしまった。落ち葉をめくって、キラリと輝く宝石を拾い上げマクロで撮影すると、めくるめくファンタジックな世界が目の前に展開する。 ジクホコリと同じ葉に付いていたマルサカズ…続きを読む
午前後半、竹藪へのアプローチ中、白いものが遠くに見えた。ひょっとしてと急げば、今朝出たばかりのキヌガサタケが横たわっていた。大きすぎて成長中に直立できず、こけてしまったのだろう。すでにグレバの根元にシデムシが食いついてお…続きを読む
粘菌に興味を持つ仲間がまわりで増加中。そんな影響もあって、花の無い今の季節のフィールドワークで、粘菌の魅力にハマりつつある。朽木や落ち葉をひっくり返して、粘菌を見つけたときの喜びは、宝探しの面白さに通じる。胞子を顕微鏡下…続きを読む
我が家の敷地境界の外に接して、鳥が運んだのであろうミズキが巨木になった。冬の終わりに伐採してもらって切り株だけが残った。今朝、ふと窓から外を見ると、その切り株がオレンジ色に変色しているではないか。 なんだろうと近づいてみ…続きを読む
集合場所の桜も美しく開いた。仲間と一緒に今年最初の溶岩流トレッキングを楽しんだ。 キクザキイチゲがあちこちで見ごろである。以下、遊歩道沿いで写真記録した花々を掲載する。 本日のハイライトはシロキツネノサカズキモドキ。早春…続きを読む
リンドウを求め高原へ。ようやく1株を見つける。葉は虫食いだけど、花はほどよく開いて、その濃い青紫が美しい。 以下、本日の観察種の中から。 楽しげなポーズのミコシグサ。ゲンノショウコの種子。 コウヤボウキ キクバヤマボクチ…続きを読む
山でセンブリが咲き出した。まだ咲き始めで、蕾がたくさんついていた。ほかにはめぼしい花もなく、しばらくキノコにレンズを向けてから山を降りる。 立派な雄鹿にばったり出会った。 2020.10.12 D7500+VR300mm…続きを読む
ヤツシロランのポイントを再訪。前回より多くの株数が確認できた。これからも、日毎に数が増えて行くのだろう。 前回にも増して、識別ポイントをしっかり撮影することを心がける。唇弁に毛があるのがクロで、無いのがアキザキとされてい…続きを読む
スギ林のホソバシュロソウを見ながら、渓流沿いを遡る。 昨秋、背の高い茎の先に独特な形の実をつけていたエリアで、ヤツシロランの花を初めて見ることができた。唇弁に毛が無かったので、アキザキヤツシロランと思われた。兵庫県RDB…続きを読む