野鳥

名残りの冬鳥

冬鳥の代表格ツグミも、見かけることが少なくなってきた。この時期のツグミは、繁殖羽でコントラストが強くなり、注意して耳をつませば囀りも聞こえる。菜の花に囲まれて冬の名残りが過ぎて行く。 兵庫県レッドリストAランクのアオジ。…続きを読む

ムナグロ

湾岸沿いの田んぼの畦にムナグロ夏羽1羽を確認。 外海に出ると少し波が高く、サーファー、場でワカメを採る人、砂浜でシーグラスを拾う人などでにぎやか。 岩場に1羽いたこの個体、最初はダイゼンかと思っていた。後で写真を見直せば…続きを読む

ヘラサギ

但馬野鳥の会の会員の方が、最初の発見者だそうだ。ヨシ原とヤナギ林が混生する円山川堤外に亜成鳥の1羽。クチバシに茶色が残るのと、風切羽に黒が残っている。 これまでの観察ポイントは円山川河口の湿地であったが、今回はそこから4…続きを読む

コマドリ通過中

いつもの渓流沿いに、今年もコマドリが立ち寄ってくれた。鳥の渡りの能力の不思議に思いを巡らす。同じ時期に、同じ場所を通過して行く。星や太陽の位置、地磁気、そして目視による地形の記憶を頼っての正確な長旅。 撮影場所はいつも同…続きを読む

春めく

加陽湿地のセイタカシギはなお逗留中。4羽を確認した。 ノビタキの渡りがピークに達しようとしている。秋渡りは、1ヶ月以上に渡ってゆっくりと通過して行くノビタキであるが、春渡りは2週間くらいの短い期間のうちに、ほとんどのノビ…続きを読む

春のベニマシコ

朝の伊豆巣塔。ベテラン夫婦が巣にいた。メスのJ0296は今年で21歳の、野外コウノトリ最年長。ここ数年、このペアの繁殖はうまく行ってないが、今期はどうだろう。 河原のヤナギからは、カシラダカの囀りが聞こえてくる。 朝のノ…続きを読む

鳥動く

コチドリは繁殖の準備に入っている。ペアでの行動が続いている。コチドリの雌雄の差は微妙。耳羽の羽色が茶色なのがメス、黒いのがオス。また、オスは全体的にコントラストが強め。 ノスリも北に帰る準備。 北帰行のアトリの群れが、河…続きを読む