湾内に越冬鴨の姿が少なくなった。ホオジロガモの雌雄グループは、すでにカップルが成立しているのだろうか。オスがしきりに求愛ディスプレイを繰り返している。
外海の砂浜に出てみる。越冬のシロチドリがせわしなく走り回っているばかり。
ヒシクイ5羽は渡去したもよう。そのグループ内にいたハイイロガンは、どうやら一緒に北に向かわなかったようで、池のヨシ原でカルガモのグループの中にいた。
池ではミサゴがダイブを繰り返すが、釣果はなかなか得られない。
冬期湛水田の水は3月に入ると抜かれ、いよいよ田植えに向けての準備に入った。繁殖期を迎えたキジのオス同士が、牽制しあいながら田んぼを駆け抜けて行った。
市内で越冬を続けていたコハクチョウ、マガン、ヒシクイも北に向かったようで、姿が無くなった。入れ替わるように、南から夏鳥がやってくる季節を迎える。
2022.3.10, 12 D7500+VR300mmF2.8
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