野鳥

ノゴマ通過中

友達のバンダーが、山での標識調査を終えて職場に寄ってくれた。今、ノゴマがどんどん南に渡っているという。しかも、小鳥たちは夜に動くという。星と地磁気を頼りに、夜の空を行くのだろう。 私のノゴマ観察ポイント、円山川の堤外ヨシ…続きを読む

初雁

沿岸の田んぼを巡回すると、首を伸ばして警戒する2羽のマガンと出逢った。警戒心は弱く、近くに車を寄せてもやがて無心に草を食べだした。それでも、片方が食べるときはもう片方が周辺の警戒を続けることを怠らない。食べる役と警戒の役…続きを読む

アケボノソウ

高原湿地にアケボノソウを訪ねた。標高の低い自生地では開花は未だのようであるが、高標高の湿地ではすでに開花が始まっていた。3株の開花を確認。蜜腺には小さな虫がへばりついていた。 ウメバチソウはぼちぼち開花が始まっているが、…続きを読む

白いツバメ

円山川堤防で野鳥観察中、ツバメの一群の中に白いツバメ1羽が混じっているのを見つけた。何ツバメか、特徴が出ない白化個体なのでよくわからない。飛んでいる他のツバメがイワツバメでもコシアカツバメでもなかったことから、普通のツバ…続きを読む

晩夏

水田の中にポツンと空いた休耕地。適度に湿ってコウノトリやサギの餌場となっている。旅の途中のタカブシギも立ち寄っていた。 加陽湿地で伊豆巣塔の幼鳥と出逢った。両足対称の青緑の足輪が爽やかで印象的。近くで母親で野外最年長の1…続きを読む

独り立ちの季節

朝の六方田んぼ、電柱にハヤブサ若が止まっていた。今年、海岸の断崖から巣立った1羽だろうか。顔つきも鋭さを備えて、いよいよ一人前の狩人として試練に立ち向かうのだろう。 翌朝、同じ電柱列にハヤブサ成鳥オスが止まっていた。子供…続きを読む

超珍ベニバト

止めた車の横を茶色い鳥が前方に飛んで、工事現場のフェンスに止まった。ムクドリ大の鳥で、イソヒヨのメス?などと考えながら、とりあえず望遠レンズを向けた。 鳩だった。ドバトにしては小型で、色もこれまで見たことのないタイプ。首…続きを読む