ぬるい11月が続いていたが、ここにきてようやく寒気団が北からおりてきた。秋渡りもほぼ終わりで、円山川ヨシ原で続いていた環境省の標識調査も最終段階。河川敷でオオムシクイやオオジュリンの姿を確認。 柿の木にはツグミがよく来る…続きを読む
ようやく寒気がおりてきた

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ぬるい11月が続いていたが、ここにきてようやく寒気団が北からおりてきた。秋渡りもほぼ終わりで、円山川ヨシ原で続いていた環境省の標識調査も最終段階。河川敷でオオムシクイやオオジュリンの姿を確認。 柿の木にはツグミがよく来る…続きを読む
11月に入っても凛とした空気感がなく、生ぬるい日が続いている。朝、近くの畑地で今年生まれの幼鳥と出会った。これまで付けられてきた色付きの足環から、黒一色に個体番号が印字してあるものに変わっているので、すぐに幼鳥とわかった…続きを読む
自宅にほど近い刈田で、朝方、マガンの成鳥1羽を観察した。仲間が前日に確認していた個体で、一夜明けた同じ田んぼにいた。午後からは姿がなくなったので移動したのだろう。この時期はマガンやコハクチョウの渡りの群れが通過して行くが…続きを読む
六方田んぼ百合地で8羽のタゲリの群れを確認した。このチドリが飛来すれば、いよいよ冬の匂いを感じる。今回の群れは通過なのか、その後見かけない。やがて大きな群れが飛ぶ頃には、雪もちらつくようになるのだろう。 2023.10….続きを読む
ナゴヤサナエ初撮影の1週間後、もうワンチャンスを狙ってポイントに向かった。すぐに飛んで来て、左岸の草に止まったところを300mm望遠で撮影。さて、魚眼レンズに交換してソロリと接近。とりあえず離れた位置から環境を写し込む。…続きを読む
久しぶりに外海を歩いてみる。サーファーがたむろしているエリアをはずれると、メダイチドリとミユビシギに出会った。ミユビシギの一部は当地でも越冬するようだが、餌を求めて波打ち際を行ったり来たりする様子を見ているのは飽きない。…続きを読む
六方田んぼの南端の刈田で、今シーズン初のマガン2羽とヒシクイ3羽の混群に出会った。マガン2羽はいずれも成鳥。ヒシクイ3羽のうち2羽は亜種ヒシクイであるが、一回り小ぶりでマガンと同じくらいの大きさの1羽が別亜種と思われる。…続きを読む
刈田の中から「キーキーキー」と鋭い声が聞こえた。テレビの時代劇などの効果音として、この声はよく使われている。すぐにオオタカがブッシュの中から飛び出して電柱に止まった。そ嚢は大きく膨らんでいないから、餌食になったのは小鳥だ…続きを読む
ノスリ、チョウゲンボウを相次いで確認した。これから深まりゆく秋に、次々と冬の猛禽類が北からおりてくる。 通過のノビタキも内陸部でよく見るようになった。 出石川では渡り途中のトウネン2羽と、ヒドリガモ1羽を見かけた。 今や…続きを読む
帰宅途中、夕方の六方田んぼ百合地で、10数羽のムナグロの群れに出会った。まとまった数のムナグロの秋渡りの群れを確認するのは今季初めて。 翌朝はよく晴れて、水量の落ちた出石川にはコウノトリ2羽。彼岸花もあちこちで目立つよう…続きを読む