生ぬるい11月

11月に入っても凛とした空気感がなく、生ぬるい日が続いている。朝、近くの畑地で今年生まれの幼鳥と出会った。これまで付けられてきた色付きの足環から、黒一色に個体番号が印字してあるものに変わっているので、すぐに幼鳥とわかった。一方で、解像度のよいカメラ撮影で個体番号を読み取らないといけないので、個体識別のしにくさが増すことになった。

足環の番号はJ0682。福井県鯖江市から巣立ったメスの幼鳥。前日まで加古川市にいたことが分かっており、ひとっ飛びで豊岡まで北上してきたようだ。このときは、J0269朝来放鳥♀4歳と一緒に行動中。

出石川では、脚を痛めているJ0130が元気に羽ばたいて上流に向かった。

河川敷ではノゴマのメスを一瞬見かけた。どうやら、今シーズンはオスとの遭遇はなさそうである。ノビタキの渡りも終わり、ノゴマも通過し終わる頃だろう。

ノスリはあちらこちらで見かけるようになり、ぼちぼち山からツグミがおりてきている。柿の実に付いているが、この生ぬるさには戸惑っているのかもしれない。

2023.11.1 D7500+VR300mmF4.0

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