残暑は厳しく、処暑を迎える頃になってもなお、猛暑日が続いている。標高の高い林道に逃げ込み、沿道の草花をゆっくり見て回る。先だっての台風7号の爪痕が残っており、この日も、重機が林道整備にあたっていた。秋の花には少し早く、中…続きを読む
処暑の頃

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
残暑は厳しく、処暑を迎える頃になってもなお、猛暑日が続いている。標高の高い林道に逃げ込み、沿道の草花をゆっくり見て回る。先だっての台風7号の爪痕が残っており、この日も、重機が林道整備にあたっていた。秋の花には少し早く、中…続きを読む
季節になったので、植生保護柵に囲まれた里山湿地のサギソウの様子を見てきた。訪れるたびに、植生の遷移が著しく、特にアカマツの成長でかつての湿地の雰囲気は失われている。それでも30株ほどのサギソウの開花を確認できた。ハッチョ…続きを読む
8月9日に蕾を確認したオオナンバンギセル、そろそろと思い山を登った。前回蕾だった株は花のピークを過ぎ、ススキの中をかき分けて、新鮮な開花株をいくつか見つけた。低地のナンバンギセルが出るのはもう少し先。 地上のうだる暑さに…続きを読む
通りすがりの野上地区の刈田で、すぐ近くの野上巣塔から巣立ったばかりと思われる幼鳥1羽が採餌歩行しているのを見つけた。本年度より、足環の形状が変更になり、黒一色の長いリングに白文字で個体番号が印字されている。これまでのカラ…続きを読む
勢力が衰えた台風7号の直撃を受けたが、市内は大きな被害なく終わった。西隣りの香美町では、矢田川の氾濫で被害が出た。さらに西の鳥取市では山間部を中心に甚大な被害が出た。僅かな距離差で被害の差が大きいことを改めて感じる。 朝…続きを読む
水辺のトンボを撮ってみる。オオヤマトンボは山際の池を行ったり来たりで、撮影は難度が高い。岸辺でじっとしているだけでも暑くてたまらない。日が高くなるころには退散。 2023.8.10 D7500+VR300mmF4.0 2…続きを読む
記録的な35℃以上の猛暑日が続いている。稲丈が伸び、稲田での採餌が難しいこの季節、水辺を求めてコウノトリが集まっている。休耕湛水田では7羽のコウノトリが降り、強い南風に向かって並んでいた。 出石川の水量が下がり、浅瀬を長…続きを読む
この夏二度目の鉢伏山登山。朝早い時間、山頂付近はガスにまかれて視界がきかず。ピークを踏んですぐに引き返す。オオナンバンギセルの様子を見るのも目的の一つだったが、ふくらんだ蕾を数株見つけることができた。地味なラン科のムカゴ…続きを読む
35℃以上の猛暑日が長く続く。山に逃げ込むことになるが、この時期、レンズを向けたくなるような相手もおらず。気まぐれにシャッターを切る。 2023.8.2-3 D7500+VR300mmF4.0, 90mmMACRO, 1…続きを読む
4年ぶりに通常開催となった柳まつり。その花火大会の写真を、コウノトリの巣塔越しに鑑賞した。日中に大体の撮影ポジションをチェックし、本番で位置を調整しながら最初からフィナーレまで撮影を続けた。(以上は、バルブ撮影による一発…続きを読む