2月 2023

卯年のお年玉2

本個体は警戒心が薄く、大勢のカメラマンの前で低い位置でホバリングを見せ、観察者を喜ばせた。この記録以降、多くの他府県ナンバーの車列と三脚の並ぶ中での撮影は躊躇され、限られた写真を残したのみ。 直近では、2021年2月11…続きを読む

卯年のお年玉

2023年1月7日~1月24日まで、本個体が加陽湿地で過ごした。強い寒波に見舞われ、移動したと思われる。地元紙やSNSで早い段階から情報が拡散し、一時は100人を超える撮影者であふれたそうだ。姿を消してから1ヶ月近く経過…続きを読む

花はじめ

毎年のことであるが、丹波市青垣町に自生するセツブンソウの観察から、花の季節がはじまる。冬の気候の具合で開花の時期が前後するが、その名のとおり、2月の節分のころに花を咲かせる。セツブンソウが咲くと早春の花が順番に開き、鳥中…続きを読む

2月初めの鳥風景

まとまった積雪も融け出し、田んぼ道からの野鳥観察も再開。越冬中のコハクチョウは28羽を一箇所で数えたり、複数箇所に小グループで分かれたりしている。 湛水田の畦際にはタシギを時々見かける。 河口のワンドにはミコアイサのグル…続きを読む

クロジ出てもアカジ出ず

まとまった雪の後に遭遇チャンスがあるのが、普段なかなか見ることのないクロジ。繁殖は盆地を囲む1,000m級の山地で行い、繁殖期に林道を走ると「ホーイ、チョイチョイ」と聞こえる独特の囀りで存在がわかる。しかし薮中からなかな…続きを読む

雪の林縁

雪の後、林縁の生活道路には餌を求めて鳥が姿を表す。そんな冬の野鳥のいくつかを紹介。 コウノトリは繁殖準備に入ってきた。繁殖ペアは、2羽で行動を共にすることが増え、しばらく離れていた我が家の巣塔に留まる時間も増えてきた。早…続きを読む