今年の冬は積雪が長く続き、春先の溶岩流歩きでも春の花の開花が遅れている。それよりも、花が少ない別の原因を目の当たりにし、少なからずのショックを受けた。溶岩流を流れる渓流と国道に挟まれるように帯状に伸びる植生地帯は、これま…続きを読む
3月 2022
シュンラン
里山林縁で3株のシュンランの開花を確認した。葉は鹿に食いちぎられているが、花は美しく開いた。 タチツボスミレ ホトケノザ 2022.3.27 D7500+90mmMACRO, VR300mmF2.8 2+
春のベニマシコ
朝の伊豆巣塔。ベテラン夫婦が巣にいた。メスのJ0296は今年で21歳の、野外コウノトリ最年長。ここ数年、このペアの繁殖はうまく行ってないが、今期はどうだろう。 河原のヤナギからは、カシラダカの囀りが聞こえてくる。 朝のノ…続きを読む
鳥動く
コチドリは繁殖の準備に入っている。ペアでの行動が続いている。コチドリの雌雄の差は微妙。耳羽の羽色が茶色なのがメス、黒いのがオス。また、オスは全体的にコントラストが強め。 ノスリも北に帰る準備。 北帰行のアトリの群れが、河…続きを読む
ユキワリイチゲ
南但のユキワリイチゲの自生地を訪ねた。午後3時ごろ、気温が上がって群落の花が一斉に大きく開いた。昨年より遅れた開花であるが、ユキワリイチゲは花のシーズンの開幕を告げてくれる。 市内のシュンランも、開花を迎えようとしていた…続きを読む
東風(こち)吹かばコチ来たる
近所の田んぼ道でコチドリ初認。ツバメに次いで、いち早く戻ってくる夏鳥。 渓流に入ってみれば、ミソサザイがさえずっている。 河口のワンドではアオサギが水上コロニーで営巣中。ハシビロガモのカップルが行ったり来たり。ヨシの穂先…続きを読む
田んぼの春
平地の雪はほとんど消え、冬期湛水の水が落とされた盆地内の田んぼ。暖かな日が続いたあと、寒の戻りで身が縮こまる。畦際には、春の花が次々に開きだした。 2022.3.17 TG-6 3+
福寿草
丹後半島中央の山間部、いつも年一回観察に向かうポイント。雪の多かった今年の冬の影響で、昨年より2週間以上遅れてフクジュソウが開花していた。残雪と冬枯れの景色の中で黄色い花は春の訪れを告げ、見るものの気持ちを元気にしてくれ…続きを読む
水ぬるむ
湾内に越冬鴨の姿が少なくなった。ホオジロガモの雌雄グループは、すでにカップルが成立しているのだろうか。オスがしきりに求愛ディスプレイを繰り返している。 外海の砂浜に出てみる。越冬のシロチドリがせわしなく走り回っているばか…続きを読む
ハイイロガン7
3月に入り、これまで行動をともにしてきたコハクチョウの群れは姿を消し、北へと向かった模様である。ヒシクイ5羽とハイイロガンの群れは、なお、同じエリアに逗留中。日の光は冬の寒々しさから、春の暖かさへとシフトしてきた。その加…続きを読む