今期2回目のヤイロチョウとの遭遇。生息域に入ると声は聞こえるが、なかなか姿を見ることはかなわない。今回はよいタイミングで出会うことができた。6月も中旬を過ぎ、ヤイロチョウは抱卵の真っ最中だろうと想像する。 今回の個体は、…続きを読む
ヤイロチョウ繁殖中

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
今期2回目のヤイロチョウとの遭遇。生息域に入ると声は聞こえるが、なかなか姿を見ることはかなわない。今回はよいタイミングで出会うことができた。6月も中旬を過ぎ、ヤイロチョウは抱卵の真っ最中だろうと想像する。 今回の個体は、…続きを読む
梅雨らしくない青空が広がった朝、いつもの林道を走ってみる。鳥たちは子育ての真っ最中で、囀りもあまり聞こえない。キビタキ、オオルリ、クロツグミが時々鳴くくらいで、一人の林道走行は寂しさだけが募る。アカゲラの仔が木を登って行…続きを読む
咲き始めか、咲き終わりか、よくわからない咲き方で、1株のトキソウを保護湿地で観察した。今年もかろうじて、本種は生き延びていることが確認できた。 モウセンゴケはあちこちで健在。 ハッチョウトンボも出始めている。 2021….続きを読む
ショウキランのポイント、前回観察の株の多くは、花は終わりがけ。新しい株が開花間近。 ブナ林床のギンリョウソウは花ざかり。 林道沿いのササユリも花を開いた。 高所湿原ではカキツバタが咲き始めていた。 下山時に3株のサイハイ…続きを読む
サイハイランが咲いた。昨年はあちこちでたくさんのサイハイランを観察できたが、今年はどうなのだろう。今回は一株だけの確認だった。ローアングルの撮影から立ち上がると、サイハイランの横をマムシが通り過ぎた。危ない危ない。 遊歩…続きを読む
ブナ林の沢沿いにショウキランが咲いた。前回蕾で観察した2株は跡形もなく、何者かに食べられたのかもしれない。沢を少し遡上して、新鮮な開花株を8株ほど確認できた。ブナ林床にはギンリョウソウが落ち葉の下から顔をもたげていたが、…続きを読む
クリンソウの群落が花盛りを迎えている。廃村跡に、あでやかな花園が悲しい。 ササユリの蕾はまだ固い。 2021.5.23 D7500+90mmMACRO, 10mmFE, 300mm 2+
標高800mあたり。ブナ林の沢沿いでショウキランが目をさました。 ブナの林床では、あちこちでギンリョウソウが顔を出している。 山をおりる頃には本格的な降りにかわった。森に恵みの雨。 2021.5.20 D7500+90m…続きを読む
盆地内は予報に反してよいお天気。気をよくして高原に向かった。しかし山は次第に雲行きあやしく、トレッキング中にパラパラと降り出した。幸いに風がなく、体が冷えることもなく、カッパだけで予定していたコースを歩いた。 シナノキの…続きを読む
穂咲の房藻=ホザキノフサモというらしい。いわゆる金魚藻。子供の頃は川に行けば普通に生えていたのに、今ではほとんど見られなくなった。在来の本種に代わって、外来のオオフサモが繁茂している。 職場のコンクリート水槽で本種が花を…続きを読む