ショウキランとギンリョウソウ

ブナ林の沢沿いにショウキランが咲いた。前回蕾で観察した2株は跡形もなく、何者かに食べられたのかもしれない。沢を少し遡上して、新鮮な開花株を8株ほど確認できた。ブナ林床にはギンリョウソウが落ち葉の下から顔をもたげていたが、大きく開花したものはなかった。

ショウキランもギンリョウソウも、かつては腐生植物と呼ばれたグループで、葉緑素を持たず菌根に共生する菌類から栄養をもらって成長する。腐生というのは菌類に対して使われ、植物に使うのはふさわしくないとの見解が広まり、今は菌従属栄養植物と呼ばれるらしい。

以下のサイトにわかりやすい説明があり、参考にしました。
http://cse.ffpri.affrc.go.jp/akema/public/mycorrhiza/mycohetero.html

2021.5.30 D7500+90mmMACRO

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