シラサギグループの中で最後に渡ってくるのがアマサギ。ようやく、自宅の近所の水田で群れを確認した。婚姻色の出た個体は目先が赤紫に染まって美しい。 2023..5.30 D7500+VR300mmF4.0 5+
アマサギ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
シラサギグループの中で最後に渡ってくるのがアマサギ。ようやく、自宅の近所の水田で群れを確認した。婚姻色の出た個体は目先が赤紫に染まって美しい。 2023..5.30 D7500+VR300mmF4.0 5+
前年とまったく同じ山麓の電線に、今年もブッポウソウのペアがやってきた。稜線に並ぶ立ち枯れのどこかで、営巣するのだろうか。今回の遭遇では、ペアの確認が終わった直後、1羽が山に入ってしまって見失った。残った1羽がしばらく電線…続きを読む
5月後半、ヤイロチョウの囀りが聞こえるようになった。渡来直後で、営巣場所を求めてうろうろしている段階だろう。高い枝の木陰で、声は近く聞こえるのに、姿はさっぱり見えない。ようやく遠くに姿を認め、ピンボケ証拠写真を残す。 図…続きを読む
河原のヨシ原では、オオヨシキリがあちこちでにぎやかにさえずり続けている。ときどき、カッコウと思われる杜鵑(とけん)類の鳥が、ヨシ原から飛び出すことがあるが、山で「カッコウ」と鳴く前に、オオヨシキリの巣に托卵という大仕事を…続きを読む
GW連休明け、盆地内の水田に水が張られだした。代かきがあちこちで始まり、田植えが始まり、いよいよ田んぼが始まる。そんな時期に、こそっと湛水田を利用して行く渡り鳥がいる。今回見つけたのはアカエリヒレアシシギ。舌を噛みそうな…続きを読む
森に入るとあちこちからキビタキのさえずりが聞こえてくる。ピッコロ・ピッコロ、ときにはツクツクボウシのような鳴き方もする。黄色と黒の美しい夏鳥。学名Ficedula narcissinaは、スイセンの英名narscissu…続きを読む
湾内でシマアジを見つけた。採餌の田んぼから飛び立ったヒドリガモの群れの中に、1羽だけ白いのが見えたので、着水してから探し当てることができた。たいがい、コガモの移動群の中に紛れ込んでいることの多いシマアジ、今回はヒドリガモ…続きを読む
カタクリの自生地を訪ねた。すでに花期を終えたのか、開花しなかったのか、葉だけの株を少数確認しただけ。2本ほどは茎が残っていた。山から移植されたシャクナゲは美しく開花していた。 帰路、少し下った農地の電柱にサシバが止まって…続きを読む
コマドリの通過する季節となった。いつものポイントで観察開始。早朝の雨があがり始めた時刻、竹藪の奥から声が聞こえだして姿を見せるまで、ずいぶんと待った。ISO3200まで感度を上げてなんとか撮影することはできたが、ノイジー…続きを読む
今年の春は早い。今日は市内の小中学校の入学式だったが、ソメイヨシノはすっかり散り果てている。春の花は早いが、渡り鳥も同じように早いかといえば、そんなことはないようだ。ノビタキは、早い年には3月の終わりに初認するのだが、今…続きを読む