台風一過のセイタカシギ

勢力が衰えた台風7号の直撃を受けたが、市内は大きな被害なく終わった。西隣りの香美町では、矢田川の氾濫で被害が出た。さらに西の鳥取市では山間部を中心に甚大な被害が出た。僅かな距離差で被害の差が大きいことを改めて感じる。

朝、六方川の水位は下がりはじめ、いつも水浸しの農道も問題なく通行できる。田んぼの畦道では、カルガモやシラサギが羽繕いしながら休んでいた。

円山川の水位も一時危険なレベルまで上がったようだが、事なきを得た。あちこちで、増水の爪痕を見る。

台風の強風が何か連れ込んでないかと田んぼを巡回。台風のせいでもなさそうだが、早い渡り組のセイタカシギ1羽を休耕湛水田で見つけた。同じ場所にタカブシギ3羽も混じっていた。

翌日の朝6時台にも、セイタカシギとタカブシギの混群は同じ場所にいた。7時を過ぎて、一斉に飛んで南方向へ消えて行った。

この湛水田からは多くの羽虫が湧き出ているようで、たくさんのツバメが捕食に集まってきていた。ツバメの飛びものに挑戦するがまともな写真は撮れずじまい。

先日、防風林の火事が発生した箱石海岸の様子を見てきた。防砂堤のお陰で海側の植生は守られ、人家側の被害も食い止められた様子だった。ニセアカシアの立ち枯れが目立っていたエリア、時間はかかろうが、いったんリセットがかかって新たな植生に再生するのだろう。

2023.8.16-17 D7500+VR300mmF4.0, iPhone SE

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