ヒヌマイトトンボの生息地では個体数が増えてきた。2匹のオスが空中戦を行う瞬間も見れたし、橙色のメスの姿も確認した。 これは同じ環境にいたアジアイトトンボ。 野上のビオトープではハスが開花し、巣塔ではコウノトリが抱卵中。堤…続きを読む
ヒヌマイトトンボ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ヒヌマイトトンボの生息地では個体数が増えてきた。2匹のオスが空中戦を行う瞬間も見れたし、橙色のメスの姿も確認した。 これは同じ環境にいたアジアイトトンボ。 野上のビオトープではハスが開花し、巣塔ではコウノトリが抱卵中。堤…続きを読む
キヌガサタケの季節になった。雨上がりの竹藪に踏み込むと、予感どおり、たくさんのキヌガサタケが出ていた。みるみるうちに捲くっていたスカートをおろして行くが、最後まで降り切らずに観察タイムリミット。おびただしい藪蚊や、今回は…続きを読む
過去の記録を見てみると、実に5年ぶりのこの場所でのヒメボタル観察だった。初めてここをご案内して頂いたKさんに、今回もガイドをお願いした。あいにくの雨模様は、ホタルが光だす頃には少し小降りになったが、厚い雨雲の下の林床はほ…続きを読む
福田巣塔の4羽のヒナが巣立った。今シーズンは豊岡盆地内でもう1ヶ所、4羽のヒナが巣立っている。3羽の巣立ち巣塔も例年以上で、今年は子だくさんのコウノトリの繁殖シーズンだった。 福田巣塔の幼鳥4羽の餌場は、少し北に位置する…続きを読む
漫画家を志す次男が、処女作となる単行本を出しました。ビッグコミックスペリオール誌に7回にわたって連載された本作の単行本化です。興味のある方は、上の写真をクリックしてAmazonでポチってやってください。 作画までは時間が…続きを読む
車のデポ地から往復1時間の登山コースを歩いた。この時期に毎年チェックしてきた目的の植物は、とうとうこのコースから消えてしまったようで、見つけることが出来なかった。 ササユリはあちらこちらで見ごろに開花しており、20株以上…続きを読む
これまでの繁殖地には多くのカメラマンが集まるようになり、落ち着いてヤイロチョウの観察も難しい状況になってきた。今季は新たな繁殖地に運よくめぐり合うことができ、延べ3日間にわたり観察を続けた。針葉樹、広葉樹、照葉樹がまじり…続きを読む
いつものポイント、ジクホコリが発生し始めた。私の初認は6月19日。埋もれた葉の1枚に黒いポチポチを見つけて心躍った。一週間後の6月26日の2度目の観察では、広葉樹の落ち葉とスギの落ち枝に見つけた。持ち帰り、照明の角度を変…続きを読む
証拠写真でしかないが、今シーズン初のブッポウソウ。かねてより目撃情報のあるポイント、何度目かのトライでようやく出会えた。谷を隔てた遠くの枯れ枝に止まった1個体。近くに来ることなく、さらに山奥に消えて行った。 2024.6…続きを読む
この時期の山は、鳥屋より蝶屋の方が多い気がする。梅雨時に順次発生するミドリシジミ(ゼフィルス)の採集や撮影が目的。食樹や時間によって見られる種が異なるのも、ゼフィルスファンにとって魅力なのだろう。 鳥仲間の一人が、この時…続きを読む