氷ノ山の山腹を横断する大幹線林道を走ってみる。夏と秋のはざまで、目につく花も少ない。しかしながら、むっとする残暑の地上を離れて、1000mあたりまで上がってくると、半袖では涼しすぎるぐらいの気温に、ひとときの涼を楽しんだ…続きを読む
晩夏の氷ノ山周辺

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
氷ノ山の山腹を横断する大幹線林道を走ってみる。夏と秋のはざまで、目につく花も少ない。しかしながら、むっとする残暑の地上を離れて、1000mあたりまで上がってくると、半袖では涼しすぎるぐらいの気温に、ひとときの涼を楽しんだ…続きを読む
初夏に通った渓流沿いのポイントに、秋の気配を探りに出かけてみた。夏にほとんど雨が降らず、地面はすっかり乾いていて、秋の菌類が出てくるにはまだ時間がかかりそうだ。道沿いで綺麗に咲いていたミズギボウシが爽やかだ。 高原の一画…続きを読む
夏が終わって初めて、渡りのシギチを求めて海に出てみる。浜辺に鳥は1羽も見つからず、斜面に咲く名残りのトウテイランにレンズを向けただけで引き上げる。 帰り道に立ち寄った海辺の田んぼ、刈田から飛び立って電気柵に止まったのはチ…続きを読む
残暑はなお続いているが、大型台風が過ぎると、秋風も吹くのだろうか。晩夏の林道を走り、沿道の植物にレンズを向けた。 サンヨウブシは、あちこちで見かけたが、多くの場所では8月に雨が振らなかった影響で、葉が枯れてチリチリ状況だ…続きを読む
前日午後からの雨が夜には上がり、翌日は再びの五月晴れ。少し空気が冷たい。山道の花を愛でながら、天滝まで行ってきた。 登山道に入った途端にジュウニヒトエがあちこちで迎えてくれる。 ラショウモンガズラも花盛り。 ヒメレンゲ …続きを読む
少し早い母の日孝行と、娘夫婦の希望もあって、ネット情報では4分咲きだという和田山の大町藤公園に行ってきた。9時の開園を少し過ぎた時刻に入園。まだ人出も少なく、ゲートに一番近いポジションにスムーズに駐車できた。たしかにフジ…続きを読む
大屋町加保坂のミズバショウ公園が本日よりオープン。春の好天に誘われて、ドライブに行ってきた。入園料は250円。ポストカードにもなるミズバショウの写真付き入園証がもらえる。まだ満開とは行かないが、あちこちに白い花が点在して…続きを読む
この週末はソメイヨシノが一斉に満開を迎えた。日曜日の午後は下り坂の天気。山宮の駐車場に車を置き、栃本までの溶岩流歩道を歩く。折返しポイントが清滝小学校というわけである。 清滝小学校のソメイヨシノも満開。 新学期が始まり、…続きを読む
今年は早いだろうと、例年より早めにカタクリ自生地のチェックに向かった。最初の西斜面の自生地はまだ蕾も出ていなかったが、見える範囲でいくつかの葉が確認できた。2ヶ所の自生地は北東向きの急斜面で、ここはすでに6株ほどの開…続きを読む
朝来市の神社境内にユキワリイチゲの大きな群落があり、今シーズンになって初めて観察に出向くことができた。最初の観察日は3月14日。雨上がりの寒い午後で、花はすべて閉じたままだった。20数株ほどがポツポツと咲く地元のユキワリ…続きを読む