毎年この時期の観察を楽しみにしているアケボノソウが、今年も咲いた。昨年出ていた場所に株がない代わりに、近くの新しい場所に開花株がいくつかあった。経年的に生育場所を変えて行っているのだろうか。 色合いといい、デザインといい…続きを読む
アケボノソウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
毎年この時期の観察を楽しみにしているアケボノソウが、今年も咲いた。昨年出ていた場所に株がない代わりに、近くの新しい場所に開花株がいくつかあった。経年的に生育場所を変えて行っているのだろうか。 色合いといい、デザインといい…続きを読む
スギ林のホソバシュロソウを見ながら、渓流沿いを遡る。 昨秋、背の高い茎の先に独特な形の実をつけていたエリアで、ヤツシロランの花を初めて見ることができた。唇弁に毛が無かったので、アキザキヤツシロランと思われた。兵庫県RDB…続きを読む
7時台の六方田んぼは、濃い霧に包まれていた。中谷営農前のヒガンバナの列に、白花が混じってアクセントを与えている。 収穫を待つ稲穂の前に、シロバナサクラタデの可愛い花が被る。 緑の葉が広がる畑、大豆かと思えば黄色い花を咲か…続きを読む
ようやくまとまった雨が降り、市街地丘陵のススキ野でナンバンギセルが出てきた。 水路沿いでツユクサの大きな群落にレンズを向ける。 調査を続けているビオトープではクサシギ1羽を確認した。 2020.9.20 D7500+60…続きを読む
氷ノ山の山腹を横断する大幹線林道を走ってみる。夏と秋のはざまで、目につく花も少ない。しかしながら、むっとする残暑の地上を離れて、1000mあたりまで上がってくると、半袖では涼しすぎるぐらいの気温に、ひとときの涼を楽しんだ…続きを読む
初夏に通った渓流沿いのポイントに、秋の気配を探りに出かけてみた。夏にほとんど雨が降らず、地面はすっかり乾いていて、秋の菌類が出てくるにはまだ時間がかかりそうだ。道沿いで綺麗に咲いていたミズギボウシが爽やかだ。 高原の一画…続きを読む
夏が終わって初めて、渡りのシギチを求めて海に出てみる。浜辺に鳥は1羽も見つからず、斜面に咲く名残りのトウテイランにレンズを向けただけで引き上げる。 帰り道に立ち寄った海辺の田んぼ、刈田から飛び立って電気柵に止まったのはチ…続きを読む
残暑はなお続いているが、大型台風が過ぎると、秋風も吹くのだろうか。晩夏の林道を走り、沿道の植物にレンズを向けた。 サンヨウブシは、あちこちで見かけたが、多くの場所では8月に雨が振らなかった影響で、葉が枯れてチリチリ状況だ…続きを読む
前日午後からの雨が夜には上がり、翌日は再びの五月晴れ。少し空気が冷たい。山道の花を愛でながら、天滝まで行ってきた。 登山道に入った途端にジュウニヒトエがあちこちで迎えてくれる。 ラショウモンガズラも花盛り。 ヒメレンゲ …続きを読む
少し早い母の日孝行と、娘夫婦の希望もあって、ネット情報では4分咲きだという和田山の大町藤公園に行ってきた。9時の開園を少し過ぎた時刻に入園。まだ人出も少なく、ゲートに一番近いポジションにスムーズに駐車できた。たしかにフジ…続きを読む