初夏の田んぼで羽化し、夏の間は山の上で過ごしていた赤トンボ、主にアキアカネとナツアカネたちが、秋の気配とともに山を下り、田んぼに戻ってきた。山で過ごす間に成熟し、今、刈田の水たまりでは赤トンボの産卵ラッシュが始まっている…続きを読む
赤トンボもどる

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
初夏の田んぼで羽化し、夏の間は山の上で過ごしていた赤トンボ、主にアキアカネとナツアカネたちが、秋の気配とともに山を下り、田んぼに戻ってきた。山で過ごす間に成熟し、今、刈田の水たまりでは赤トンボの産卵ラッシュが始まっている…続きを読む
ヒメヒゴタイ(姫平江帯)という、ちょっと聞き慣れない名前のアザミの仲間の開花情報を得て、高原の植生保護柵の開花株を訪ねた。ここが兵庫県で唯一の自生地であり、その希少性は高い。ヒメヒゴタイの保護に尽力したのが仲間であるS氏…続きを読む
少しずつ秋の気配も漂いはじめた神鍋高原を、目についた野花にレンズを向けながら歩いてみる。昨年と同じ場所で、今年もアキネジバナが綺麗に咲いた。ヒキヨモギは初めて観察した。ススキの根元にはたくさんのナンバンギセルが出ていた。…続きを読む
緊急事態宣言中で、浜辺の駐車場やキャンプ場は閉鎖されている。岩場まで歩いてみると旅のシギチが少しだけ見られた。砂浜を歩くとシャクシギの鳴き声が聞こえたが、姿を見つけることはできなかった。 2021.9.12 D7500+…続きを読む
昨年の観察時期から照らして、まだ早いと思いながら下見のつもりでポイントに入った。意外にも、蕾も含めたたくさんのクロヤツシロランの開花株を確認できた。ランと言うにはあまりにも渋い存在ではあるが、竹やぶにひっそりと暮らす菌従…続きを読む
毎年チェックしているアケボノソウのポイント。そろそろ蕾も膨らんできたかなと、様子を見てきた。開花まではまだ10日以上はかかるだろうか。花の咲く頃に再訪しよう。 2021.9.6 D7500+VR300mmF2.8, 90…続きを読む
先日、山のススキ野でオオナンバンギセルを見てきた。市内丘陵地のいつものポイントで、今年はナンバンギセルの大量発生を確認した。真夏の長雨が影響しているのかもしれない。真っ赤なキノコもナンバンギセルの隣に出ていた。 2021…続きを読む
刈田に旅のチュウジシギが目につく。存在に気づくことなくアプローチし、真横から「ジェッ」と鳴いて飛び立たれて初めて、その存在に気づくことがほとんど。じっくり向き合って撮影するのが難しい相手である。畦道からチュウジシギよりさ…続きを読む
平地は降ってなかったが、神鍋高原まで上がると雨だった。長靴と傘で舗装道を歩きながら、路肩で目についた花にレンズを向ける。水玉がアクセントになって、また趣がある。ガガイモの開花も確認した。今年のガガ様はしっとり濡れていた。…続きを読む
山地のススキ野に、今年もオオナンバンギセルが開花する季節となった。平地のナンバンギセルもそろそろ出る頃だろう。晩夏の山の花をいくつか撮影した。 2021.8.30 D700+90mmMACRO, TG-6 3+