盆地内の田んぼで、秋渡りのノビタキをぼちぼち見かけるようになった。10月に入れば、あちこちでノビタキの姿を観察できるようになる。 林道を走れば、湿地にダイモンジソウが咲き始めていた。ツリフネソウの花期はもう終わり。 ダイ…続きを読む
虫・クモ
トウテイランとヒガンバナ
トウテイランを見に丹後の海岸まで。波が高く、渡りのシギチの姿も無い。 ウンランも盛りは過ぎたようだが、トウテイランと一緒に見られる場所もあった。 沿岸の水田でノビタキを1羽見かけたが、すぐに見失った。雨水の溜まった刈田で…続きを読む
ナンバンギセル
高原のススキ野に、ナンバンギセルを訪ねた。ススキを少しかき分けると、見頃のナンバンギセルの群生が顔を出した。 2022.9.7 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 2+
サギソウ
里山湿地のサギソウを今年も見てきた。10株ほどの開花を確認したが、植生保護柵で囲われた湿地は、動物たちによる自然撹乱を受けずに、草ぼうぼうの状況。サギソウの食害は免れても、湿地の保全という観点からは今後改善が求められよう…続きを読む
立秋を過ぎても
気づけば、田んぼの色が緑から黄緑に変わってきた。連日の猛暑が続いている。8月7日の立秋が過ぎても、とても残暑という気分ではない。 田んぼの路肩では、ツマグロキチョウが集団吸水に集まっていた。車が通り過ぎるたびに、黄色い紙…続きを読む
独り立ちの季節
朝の六方田んぼ、電柱にハヤブサ若が止まっていた。今年、海岸の断崖から巣立った1羽だろうか。顔つきも鋭さを備えて、いよいよ一人前の狩人として試練に立ち向かうのだろう。 翌朝、同じ電柱列にハヤブサ成鳥オスが止まっていた。子供…続きを読む
イッシキキモン2
ハイシーズンになったので、イッシキキモンカミキリの産地を再訪した。活動が活発な早朝だったこともあり、複数の個体がブンブン飛び回っていた。イッシキキモンカミキリはアブ・ハチに擬態しているともいわれ、1cmほどの黒と黃の虫が…続きを読む
一色黄紋
今シーズンも、これまでと同じクワの木で、イッシキキモンカミキリの発生を確認した。初回観察の今回は、2匹しか確認できなかった。発生が進めば個体数も増えるだろうし、他の産地での発生もチェックしたくなる。体長1センチほどの小さ…続きを読む
夏至の頃
ブナ林では夏鳥の囀りがフェードアウトし、代わってエゾハルゼミの合唱が波のように押しては引く季節となった。6月21日が2022年の夏至。明日から昼の時間が日ごとに短くなって行く。 高所湿原のトキソウにはまだ少し早かった。2…続きを読む
ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの産地では、いよいよ本種の発生が始まった。この時は、成熟オスと未熟メス、羽化直後の3匹を観察したのみだが、これから数も増えて行くだろう。オスの胸の四つ星が識別ポイント。 ヒヌマイトトンボの生息環境。丸印内…続きを読む