虫・クモ

虫の眠るころ

寒気が下りてきた。一緒にコハクチョウやマガンといった冬の使者も飛来。いよいよ但馬に冬の足音が聞こえる。夕方の自宅玄関先で、大型の昆虫が這っているのに出会った。オサムシだ。 冷え込んだ外気の中で動きは鈍い。隅っこに頭を突っ…続きを読む

蜘蛛の季節も終わり

9月初めに夜間観察した場所、一ヶ月後の様子を見に行った。たくさんいたクモも見かけるのは幼体ばかりとなり、葉陰には卵のうが残されている。夏の虫が姿を消すと、クモも一緒に季節を閉じてゆく。 このトリノフンダマシは3つの卵のう…続きを読む

海の日の山

直撃を免れた台風4号が東に去ったあとも、前線の影響で雨が残った。さっぱりの3連休である。海の日の朝はそれでも雨がなく、空は明るさを取り戻そうとしていた。久しぶりに山に上がってみよう。 途中でコンビニおにぎりを買い林道を稜…続きを読む

カマキリの不覚

居間のサッシの前にオニグモの大きな網がある。妻が、日中この網の上で繰り広げられたドラマを語ってくれた。 網に掛かったままの小さな虫を食べに、卵を持った雌のカマキリがやってきたそうな。次に気づいたときには、哀れ雌カマキリは…続きを読む

イエオニグモ

この夏、我が家の居間に居候しているのがこのクモ。居間に移動する前はダイニングにいた。蛍光灯の下が活動場所で、夜になると円網を張る。朝には綺麗に片付けてしまうが、ベースラインだけは残してあって、次の造網作業の基盤として利用…続きを読む

夜の訪問者 7/19

梅雨末期の大雨が一段落した夜、雨の止むのを待ちかねた虫たちが一斉に出てきた。カエデについていた小さな綿毛のような物体は、どうやらアオハゴロモの幼虫のようだ。 クモも沢山見かけたが今夜は2種類だけ撮影。まずはナガコガネグモ…続きを読む