ツグミの群れが北に向かっている。冬の間はキキキと鳴いて、姿は見えずともツグミの存在を知る。北帰行のこの時期、ツグミは繁殖の気持ちをこらえきれずに歌を歌い出す。「ぐぜり」と呼ばれる高音で複雑なフレーズで、愛を叫んでいる。ツ…続きを読む
ツグミの歌
兵庫県北部但馬地方の野鳥を中心に、生き物情報を発信中
ツグミの群れが北に向かっている。冬の間はキキキと鳴いて、姿は見えずともツグミの存在を知る。北帰行のこの時期、ツグミは繁殖の気持ちをこらえきれずに歌を歌い出す。「ぐぜり」と呼ばれる高音で複雑なフレーズで、愛を叫んでいる。ツ…続きを読む
春の花はずいぶん早く開花しているが、鳥に関しては、だからと言って早く動いている感覚はない。クロツグミの声もまだ聞こえないし、ノビタキも例年より遅いように思える。本日夕刻、六方田んぼでようやくノビタキの通過群と出会った。オ…続きを読む
春先の防砂林は、渡り鳥の中継地として重要である。木の実が豊富なので、レンジャクのオアシスになっている。ハイネズやキヅタの熟した実が好物だ。 キレンジャクの群れがキヅタの実を食べ続けている。 シロハラも同じ実を食べに来た。…続きを読む
ノビタキのメス1羽を六方川沿いで確認した。 六方川の桜堤は満開を過ぎて、強い風に花びらをちらし始めている。アトリ、カシラダカなどが桜の蜜を吸いに集まっている。 2021.4.1 D7500+VR300mmF2.8 0
前夜から強い風と雨が続いた。春の嵐は午前も続き、満開の桜を揺らした。河谷巣塔ではコウノトリの抱卵が続いている。今年も、里山の見事な桜を背景に、そんな巣ごもりの風景を撮り残す。 海辺に出ると、移動中のジョウビタキが強風に耐…続きを読む
仕事帰りの六方川の堤防は、咲き出した桜でピンク色に染まり、夕焼けの光でさらに艶やかさを増す。そんな背景の中に、コハクチョウ2羽、コウノトリ2羽が佇んでいた。 最後のノスリも北に向かうだろう。 2021.3.26 D750…続きを読む
仕事帰りの六方田んぼ百合地。巣塔ではコウノトリの抱卵が続いている。電柱にハヤブサが止まっていた。夕食の時間だろうか。慢心な小鳥の、一瞬のチャンスを待ち続けている。 コハクチョウ2羽は、まだ旅立たないでいる。 2021.3…続きを読む
ツバメが戻ってきた。 六方田んぼの白鳥の子どもたち。2日前にオオハクチョウの子が一人で旅立ったようで、今はコハクチョウの子が2羽で過ごしている。六方川の堤防は、10日ほど早い桜の開花を迎えようとしている。 2021.3….続きを読む
六方川にカワアイサが入っていた。ここで越冬した彼らも、北の繁殖地へと帰って行く。近かったのでオスとメスの図鑑写真を残しておく。 北の水路沿いでオオジュリンと出会う。冬の間はヨシの茎を割って、中の虫を掘り出して食べているが…続きを読む
六方田んぼ百合地の湿田に、コチドリが戻ってきた。5羽ほどのグループで行動している。初認は例年より少し早めである。田んぼにコチドリが戻ると、いよいよ春が始まる。 畔にはオオイヌノフグリが満開。百合地巣塔では産卵が続いている…続きを読む