六方田んぼの冬期湛水は12月に入ってから。一ヶ月先になる。起こした田んぼにタゲリが集まっていた。この時は9羽をカウント。 盆地北端の農地では、毎年早く水が入る。湛水された田んぼにシギ・チドリが集まる。もちろん、コウノトリ…続きを読む
冬季湛水

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
六方田んぼの冬期湛水は12月に入ってから。一ヶ月先になる。起こした田んぼにタゲリが集まっていた。この時は9羽をカウント。 盆地北端の農地では、毎年早く水が入る。湛水された田んぼにシギ・チドリが集まる。もちろん、コウノトリ…続きを読む
但馬弁の特徴の一つ、語尾の母音がÄ「Ae」(アー・ウムラウト)に訛ること。赤いは「あきゃぁ」となる。冬鳥の「あきゃぁ」のがいくつかいて、そいつを見つけるのが冬のフィールドワークの楽しみのひとつ。今シーズン最初に出会った「…続きを読む
六方田んぼ百合地、アトリの群れが大きくなってきた。 2021.10.26 D7500+VR300mmF2.8 2+
前日、自宅近くで8羽のマガンが飛び立つのを家人が目撃していたので、期待しながら盆地内を巡回する。北の湛水田にはぐれらしき1羽のマガンがいた。そばには冬鳥のクサシギ。警戒されてマガンは南に飛んだ。 堤防で観察を続けていると…続きを読む
出石川の河川敷でジョウビタキ♀を初認。アトリの群れがセイタカアワダチソウの実を食べに来ていた。田んぼでコウノトリの下鉢山ペアと遭遇。 2021.10.21 D7500+VR300mmF2.8 3+
隣町の河口に、1羽のオオソリハシシギがいた。先に仲間が確認して報告していたので、後追いで再チェック。観察を続けるうちに、どうもこの個体の様子がおかしいことに気づいた。こちらが接近を試みても、一向に逃げる気配がない。限界ま…続きを読む
夏から冬へと、一気に冷え込んだ昨日今日、フィールドを巡回すればアトリの大きな群れと遭遇した。 ノビタキの渡りもピークを迎えている。田んぼのあちらこちらでノビタキの姿がある。 小坂地区の田んぼで足輪なしコウノトリとJ041…続きを読む
10月も半ばに差し掛かろうというのに、30℃を超える気温が続く。秋の寒気らしいものはまだ下りて来ず、北の猛禽類の動きも鈍い。かろうじて、ノスリとチョウゲンボウが常駐を始めようとしている。 2021.10.11 D7500…続きを読む
初夏の田んぼで羽化し、夏の間は山の上で過ごしていた赤トンボ、主にアキアカネとナツアカネたちが、秋の気配とともに山を下り、田んぼに戻ってきた。山で過ごす間に成熟し、今、刈田の水たまりでは赤トンボの産卵ラッシュが始まっている…続きを読む
小坂地区の田んぼを巡回中、ノビタキの秋渡り個体を1羽見つけた。今秋のノビタキ初認。 小坂巣塔には、森井ペアが止まっていた。ここでの繁殖実績ままだない。綺麗な空き巣を、使ってくれたらよいのにと思う。 2021.9.13 D…続きを読む