昼ご飯を食べたら一気に天気が荒れ模様に転じた。雨はなんとか降らずにいたが、気温が下がって強い風が吹き始めた。予定していた阿瀬渓谷への散策を諦めて、代わりに、お手軽な河原でコゴミ採りというとこになった。ここは昨年偶然に見つけたポイント。アクセス条件がよいので、すでにたくさん採られた跡がある。
かなり広い流域にわたって分布しているので、探せばまだまだコゴミにありつくことができた。タラノキが一本あり、これもすでに採られた跡だったが、おこぼれを少し頂いた。
この河原にはワサビも少し自生しているが、これは大きくなり過ぎていた。山と海が近いので川の水温が低いのだろう。山間部で自生するクサソテツ(コゴミのなれの果て)やワサビが意外なところで見られるのだ。
土手にはヒメオドリコソウの大きな群落もあった。渡り終盤のノビタキの姿もまだ残っていた。
(ここまでの写真はすべてD2X+SIGMA17-70MACRO)
川ではオシドリの夫婦が警戒しながら泳いでいた。オスは綺麗な繁殖羽に換わっていて、山奥の樹洞でこれから巣づくりが始まるのだろう。
(D2X+NikkorED600mmF5.6)
帰りに「山里」に寄るのは折込済み。今回はオヤツ代わりの栃餅ぜんざい。栃餅の香ばしさが小豆とよくマッチする。ご馳走さま。
夕食のおかずはもちろんコゴミの天ぷら。僅かなタラの芽も添えて。クセのない少しのモチモチ感がコゴミの持ち味。クサソテツとしてやがてボウボウに繁茂する様子からは想像できない、今だけの旬の味。
ご近所さんから頂いたホタルイカも今が旬。酢味噌で美味しくご馳走になった。
(ここまでの写真はE5000+WC-E68)
コゴミの季節
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ご無沙汰してます。
私も16日にコゴミを採ってきました。
場所は「南中校区の某所」としておきましょう。
今まではほとんど人が入っていない場所でしたが、今年は採り尽くされている所があり、秘密の場所ではなくなってしまいました。
次はわらびとスズコですね。
萬屋正右衛門
我が家だけのことかも知れないけど、子供の頃はコゴミという山菜は食卓に上がりませんでしたし、他の家でもあまりコゴミにを食材としていないように思いました。
近年の山菜ブームでコゴミも人気ものに浮上してきた感がありますね。特別美味しいというわけでもないですが、やっぱり春には食べたい一品になりました。
うちげでは、次は葉ワサビです。