21世紀イカレ男(マン)


ネコの脚 鉄の爪
脳外科医の絶叫
パラノイアの毒の扉
21世紀イカレ男(マン)
血の拷問 棘のワイヤ
政治家達の火葬の準備
子供を襲うナパーム弾
21世紀のイカレ男(マン)
死の種 欲の盲目
詩人たちの猟奇的趣味
望むものは何もない
21世紀イカレ男(マン)


もうわけ分かりません。まあしかし、特に私たち普通の日本人にとって、英語のボーカルというのはリード楽器と同類のもので、その意味を味わいつつ音楽を聴くということはありませんでしたね。こうして改めて訳してみると、楽曲のイメージも少し変わってくるように思います。
プログレッシブな音楽というのは、まあいえば独善ミュージックですから、自分さえ気持ちよければOKみたいなところがあります。難解であればあるほど、その中に隠されたメタファーとか、そんなんを自分なりに掘り下げて考察してては、「深い…」とか溜息をつくわけです。クリムゾンのこの曲は「宮殿」の一曲目に収録された超ウルサイ曲で(笑)、私はエピタフを聴くために何度レコードの針を飛ばしたことでしょう。言葉狩りにあってか、再発CDは当時の邦題からかわっていますが、「21世紀のスキッツォイドマン」って誰が意味分かります?
この曲の歌の部分のフレーズは非常にイージーなリフなので(この曲は歌はオマケでインプロビゼーションな演奏を楽しむためのものですが)、簡単に日本語で歌うことができると思います。イカレ男の歌なんで、和訳歌詞も支離滅裂でいいのです。

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