スマホの風景

おっ!と思って撮るのは大概スマホ。一瞬の風景を切り取る道具としては便利である。安もんの単眼レンズのスマホのカメラであるが、使いようによってはデジカメのより印象的な写真が撮れる。撮っておいて、時間がきたら削除するのが大抵だけど、捨てるのが惜しいのは時々ブログに残しておこう。

これは2025.2.21の我が家から出てすぐの田んぼの、早朝の雪景色。低い霧がたちこめ、それが昇る朝日に照らされた美しい瞬間に出会った。

2025.3.2の朝の、加陽湿地の朝の風景。先だってから、湿地再生の工事が行われている。造成された大規模湿地は、やがて遷移のなすがままにヤナギが水面の半分を覆い尽くし、風景としての美しさや、生物多様性の実験場としての機能は、当初の姿から失われて行った。何度も、湿地再生の要望を言い続けて、ようやくそれが始まった。蘇った加陽湿地に、どんな生きものが戻ってくるのか、楽しみに待ちたい。

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2 throughts on "スマホの風景"

  1. 遠くに住んでいるもので、まるで知りませんでしたが加陽地区(カヤと読むのですね)・出石川沿いで大規模な湿地再生が行われているのですね。 私たちの活動フィールドである 野川(多摩川の支流)でも 自然再生の取り組みを行っています。加陽の再生事業と比べると、とても小さな規模ではありますが、定期的な鳥、昆虫、水生生物、水質などのモニタリングをしています。

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  2. 加陽湿地で検索してもらうと、いろいろと事業の内容がヒットします。健全な湿地を維持するのは難しいものです。手を入れないとどんどん湿地が陸地化してしまい、現在、再びの湿地再生工事が行われています。

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