初冬より盆地内で目撃が続いているコチョウゲンボウにようやく出会えた。メスタイプの特徴はチョコレートブラウンの羽色。地上から出ている小さな出っ張りに止まるのが好きで、チョウゲンボウのように電線などの高いところから地上の獲物…続きを読む
コチョウゲンボウ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
初冬より盆地内で目撃が続いているコチョウゲンボウにようやく出会えた。メスタイプの特徴はチョコレートブラウンの羽色。地上から出ている小さな出っ張りに止まるのが好きで、チョウゲンボウのように電線などの高いところから地上の獲物…続きを読む
ここ最近のコハクチョウのねぐらは、六方田んぼ河谷地区の冬期湛水田に固定された様子。時の経過とともに、ねぐら入りの場所も変わって行くだろうが、直近ではいつも同じ場所に行けばコハクチョウが見られる。12月20日には29羽の群…続きを読む
いよいよ平地にも雪が積もった。5cmほどの雪はすぐに消えたが、いよいよ冬も本格化となった。河谷地区湛水田ではコハクチョウ17羽とマガン1羽。シャーベット状の水面では採餌が難しそうで、雪が積もると畦際に餌を求めるのが常であ…続きを読む
小春日和の午後、堤防沿いにハイイロチュウヒ♀タイプが飛んだ。農地で獲物を狙ってダイブしたが失敗。ほどなく土着のカラスに見つかってしばらく空中でもつれあった後、川を越えて見えなくなった。若い個体のようだが、メスなのかオスな…続きを読む
コハクチョウのいる冬期湛水田の風景が定着してきた。豊岡盆地内の北、中央、南と、3エリアの湛水田を行き来しているコハクチョウの群れ。日毎に数が増えつつあり、逗留当初から紛れ込んでいるマガン1羽も、コハクチョウとともに冬を越…続きを読む
チョウゲンボウの若オス個体を2ヶ所で観察した。頭部や腰が灰色っぽいのがメスとの違い。成鳥オスは灰色が濃くコントラストが強く美しいが、なかなかそんな個体にはめぐり逢えない。 六方田んぼの電柱列は、冬のハヤブサの常駐場所。田…続きを読む
ミヤマガラスの群れの中にコクマルガラス暗色型1羽を見つけた。「キュー」と聞こえる可愛らしい鳴き声で、姿を探す前に存在がわかる。ミヤマガラスの部分白化の1羽も見つけた。変わり種が登場すると、土着のカラスが追いかけ回すのが常…続きを読む
コハクチョウ7羽とマガン1羽の群れが、盆地北の湛水田にいた。西の越冬地への渡りも、この時期になるとほぼ終わる。これから飛来するコハクチョウ、マガン、ヒシクイたちは、当地で越冬するグループなのだろう。徐々に群れの数がふくら…続きを読む
湛水の始まったばかりの田に、先日飛来確認したズグロカモメが採餌に来ていると、最初は思いながらシャッターを切り続けた。水が入りだすと、土の中のミミズが大慌てで出てくる。そんなことを知っているコウノトリ、ダイサギなどが入れ食…続きを読む
盆地南の伊豆地区でズグロカモメ1羽と遭遇した。海辺でたまに出会うくらいの希少種だが、内陸への飛来はさらにレア。ジル田で餌をついばんだあと、さらに南に飛び去った。 同じエリアでヒシクイ3羽とマガン2羽の混群も確認した。オナ…続きを読む