5月 2023

ブッポウソウ

前年とまったく同じ山麓の電線に、今年もブッポウソウのペアがやってきた。稜線に並ぶ立ち枯れのどこかで、営巣するのだろうか。今回の遭遇では、ペアの確認が終わった直後、1羽が山に入ってしまって見失った。残った1羽がしばらく電線…続きを読む

ホホヘン

5月後半、ヤイロチョウの囀りが聞こえるようになった。渡来直後で、営巣場所を求めてうろうろしている段階だろう。高い枝の木陰で、声は近く聞こえるのに、姿はさっぱり見えない。ようやく遠くに姿を認め、ピンボケ証拠写真を残す。 図…続きを読む

アカショウビン

昨シーズンは縁がなかったアカショウビン。今シーズンは前週から山でさえずりを聞くようになり、繁殖に入る前のアカショウビンに運良く出会うことが叶った。2羽で鳴き交わしていたので、繁殖ペアだろう。後ろ姿でチラっと見える水色の羽…続きを読む

サクラスミレ満開

タイミングよく、満開のサクラスミレに出会えた。10日ほど前にはまったく気配がなかったススキ野のあちこちで、ぼってりした大振りの花を咲かせていた。 ヒゴスミレはすでに終わっていたが、日陰の一株に花が残っていた。 アケボノス…続きを読む

クリンソウ

廃村に大きな群落を作るクリンソウを訪ねた。やはり今年は開花が早い。いつもクリンソウと同時観察するジギタリスはまだ葉を広げたまま。 ショウキランの沢は前日の雨で水量が多く、水中花と化した蕾を観察した。もうすぐ開花だろう。 …続きを読む

オオヨシキリにぎやか

河原のヨシ原では、オオヨシキリがあちこちでにぎやかにさえずり続けている。ときどき、カッコウと思われる杜鵑(とけん)類の鳥が、ヨシ原から飛び出すことがあるが、山で「カッコウ」と鳴く前に、オオヨシキリの巣に托卵という大仕事を…続きを読む

アカエリヒレアシシギ

GW連休明け、盆地内の水田に水が張られだした。代かきがあちこちで始まり、田植えが始まり、いよいよ田んぼが始まる。そんな時期に、こそっと湛水田を利用して行く渡り鳥がいる。今回見つけたのはアカエリヒレアシシギ。舌を噛みそうな…続きを読む

ランランラン

タイトル通り、3種のランを夕暮れ近くの渓流沿いで観察した。ギンラン、キンラン、エビネ。なかでも、ギンランの自生地は年々消失しており、大切に守りたい場所である。タジマタムラソウも開花し始めた。 2023.5.4 D7500…続きを読む

ヒゴスミレ

高原のヒゴスミレを訪ねた。ちょうど絶好の開花のタイミングで出会うことができた。スミレの中ではユニークな存在で、白いぼってりした花と、キクのような葉が特徴。このあたりでは限られた場所でしか見られない。 以下、同じエリアで観…続きを読む

渓谷の春の花

新緑の季節にいつもの渓谷を訪ねた。目的の花を見つけてはしゃがみこみ、通常のコースタイムの倍以上の時間をかけて、ゆっくりと春の渓谷の花を楽しんだ。 2023.4.28 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 3+