今年もセイタカシギの春渡りの時期を迎えている。出石川下流域に造成された加陽湿地は、毎年のようにセイタカシギが立ち寄るポイント。今年も雌雄ペアがここで羽を休めている。 繁殖羽のコガモの群れ 伊豆ペアのJ0296。今年の繁殖…続きを読む
セイタカシギ通過

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
今年もセイタカシギの春渡りの時期を迎えている。出石川下流域に造成された加陽湿地は、毎年のようにセイタカシギが立ち寄るポイント。今年も雌雄ペアがここで羽を休めている。 繁殖羽のコガモの群れ 伊豆ペアのJ0296。今年の繁殖…続きを読む
コマドリ2羽が鳴きかわしていました。市内の丘陵地の駐車場を降りたら、声が聞こえてびっくりでした。私たちの生活圏のちょっとした林を、移動途中の休憩地に利用しているのがわかります。昨シーズンは、墓地の林の中からヤイロチョウが…続きを読む
雨がときどきアラレに変わり、止み間には青空が見えたり、不安定な天気がめまぐるしく変わる。林道を上がると、斜面にトキワイカリソウの大きな花のかたまりがあった。クロツグミ、センダイムシクイ、サンショウクイなどの夏鳥の声を聞き…続きを読む
コガモの北帰行群の中に、1羽のシマアジを見つけた。群れが飛んだ時、えらく白いのが1羽いるのに気づいて、降りた田んぼでシマアジと確認した。毎年この時期、このカモと出会うのが楽しみである。 2021.4.18 D7500+V…続きを読む
仕事からの帰り道、六方田んぼでノビタキとツグミに出会った。北の繁殖地に向かって、旅を続ける小さきものたち。 2021.4.17 D7500+VR300MMF2.8 0
ツグミの群れが北に向かっている。冬の間はキキキと鳴いて、姿は見えずともツグミの存在を知る。北帰行のこの時期、ツグミは繁殖の気持ちをこらえきれずに歌を歌い出す。「ぐぜり」と呼ばれる高音で複雑なフレーズで、愛を叫んでいる。ツ…続きを読む
春の花はずいぶん早く開花しているが、鳥に関しては、だからと言って早く動いている感覚はない。クロツグミの声もまだ聞こえないし、ノビタキも例年より遅いように思える。本日夕刻、六方田んぼでようやくノビタキの通過群と出会った。オ…続きを読む
春先の防砂林は、渡り鳥の中継地として重要である。木の実が豊富なので、レンジャクのオアシスになっている。ハイネズやキヅタの熟した実が好物だ。 キレンジャクの群れがキヅタの実を食べ続けている。 シロハラも同じ実を食べに来た。…続きを読む
ノビタキのメス1羽を六方川沿いで確認した。 六方川の桜堤は満開を過ぎて、強い風に花びらをちらし始めている。アトリ、カシラダカなどが桜の蜜を吸いに集まっている。 2021.4.1 D7500+VR300mmF2.8 0
前夜から強い風と雨が続いた。春の嵐は午前も続き、満開の桜を揺らした。河谷巣塔ではコウノトリの抱卵が続いている。今年も、里山の見事な桜を背景に、そんな巣ごもりの風景を撮り残す。 海辺に出ると、移動中のジョウビタキが強風に耐…続きを読む