六方田んぼ百合地の湿田に、コチドリが戻ってきた。5羽ほどのグループで行動している。初認は例年より少し早めである。田んぼにコチドリが戻ると、いよいよ春が始まる。 畔にはオオイヌノフグリが満開。百合地巣塔では産卵が続いている…続きを読む
鳥たちの春始まる

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
六方田んぼ百合地の湿田に、コチドリが戻ってきた。5羽ほどのグループで行動している。初認は例年より少し早めである。田んぼにコチドリが戻ると、いよいよ春が始まる。 畔にはオオイヌノフグリが満開。百合地巣塔では産卵が続いている…続きを読む
新田小学校近くに百合地ペアのコウノトリのオスがいて、その向こうに1羽の白鳥が見えた。反対側に回り込んで確認すると、オオハクチョウの幼鳥だった。越冬グループにいた2羽の幼鳥のうちの1羽なのだろうか。みんなと一緒に北に帰らな…続きを読む
2月28日の夕方近く、六方田んぼ百合地に28羽の白鳥の群れがいた。オオハクチョウ3羽と残りの25羽はコハクチョウ。飛び立って三開山の中腹を時計回りに旋回し、その後、南の空に群れは小さくなって行った。以後、豊岡盆地内で彼ら…続きを読む
朝の六方田んぼ、集団登校の子供たちをコウノトリが見送る。 コハクチョウとオオハクチョウの30羽ほどの群れはなお逗留中。 2021.2.24 D7500+VR300mmF2.8,18-400mm 1+
ミヤマガラスも帰り支度。田んぼで見かけた大きな群れの中に、小型のコクマルガラスが数羽紛れ込んでいた。1羽は淡色型と呼ばれる、いわゆるパンダガラス。他は暗色型または中間型。パンダガラスは久しぶりに観察した。 2021.2….続きを読む
2021.2.22 D7500+VR300mmF2.8, 18-400mm 1+
私の好きな野鳥のひとつがハギマシコ。冬鳥で、越冬のために日本に渡ってくるが、その色あいに「和」を感じる。黒とローズピンクと茶色のコーディネートは、渋さの中に華やかさが潜んでいて、美しい鳥だと感じる。50羽ほどの群れが、崖…続きを読む
2日前の2月18日は二十四節気の「雨水」。積もった雪は、今日の小春日和で一気に解けだした。朝、雪景色の中に13羽のコハクチョウを確認したが、夕刻には同じ場所の雪はすっかり消失していた。雪から雨に変わる季節。春はもうすぐそ…続きを読む
2021.2.19 D7500+18-400mm 1+
雪は2日目の朝に上がった。盆地内では多いところで30cm近く降っただろうか。大きな混乱もなく寒波が去った。朝の六方田んぼ百合地ではシャーベット状の湛水田で白鳥たちが難儀そうに過ごしていた。 2021.2.19 D7500…続きを読む