但馬野鳥の会の会員の方が、最初の発見者だそうだ。ヨシ原とヤナギ林が混生する円山川堤外に亜成鳥の1羽。クチバシに茶色が残るのと、風切羽に黒が残っている。
これまでの観察ポイントは円山川河口の湿地であったが、今回はそこから4kmほど上流にあたる地点。サギに混じって行動しており、サギが飛ぶと落ち着きを無くして自身も飛び立つ。しばらく滞在したあと、次の中継地に向かって北上する。
ちなみに、サギの名をもらっているが、トキ科の水鳥である。採餌方法はコウノトリとよく似て、水底をくちばしを左右に振りながら、獲物を探り当てる。
堤内の耕起された水田には、土に同化したムナグロの小群がいた。たくさんの鳥が一気に動く季節である。
2022.4.14 D7500+VR300mmF2.8
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