夜はめっきり冷え込むようになった。長袖シャツの上にレインウェアを羽織って夜遊び。
お目当てのムツトゲイセキグモは採餌活動をやめて、葉裏で卵のうを守っている。もうすぐハッチを迎えるだろうか。他に写欲をそそる蜘蛛もおらず、かろうじてトリノフンダマシとマルゴミグモの数珠球卵のうを撮る。
夜遊びはライティングの実験場でもある。光と影。つまり、強調と省略。どこからどう光を当てたらイメージどおりの写真が撮れるか、そんなのを試しながら遊ぶのが面白い。
これは寝ているベニシジミ。
セスジツユムシだろうか、長い触角を表現するのはことのほか難しい。
名も知らぬ蛾。ポイントは櫛歯の触角。
秋の訪れとともに、虫たちの活動も弱まる。夜遊びの季節もいよいよお終いかな。
2008/9/27 D2X+SP90MACRO
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