8月最後の週末、夕食は家族で外食。珍しく晩酌なしの夜を迎えたので、Y氏の夜のフィールドにお邪魔した。
ターゲットはこいつ。ムツトゲイセキグモ。
ここのムツトゲは、なんと粘玉を4つもぶら下げる。これをグルグル振り回して餌となる蛾を絡め獲る、らしい。その瞬間を、まだ目にしたことはない。
スレーブをバックから2灯焚いて、「投げ縄」を浮かび上がらせた。ライティングの試行錯誤にも、夜の蜘蛛は格好の相手になってくれるのだ。
ムツトゲは粘玉ぶら下げが絵になるので、アップの写真が案外無い。上の写真からトリミングしておく。全身、白い短毛で覆われている。
合間に撮った蜘蛛たち。夜霧が出て秋の気配を感じる夜だった。
ワキグロサツマノミダマシ
アオオニグモ
コゲチャオニグモ
D2X+SP90MACRO
2008/8/30 豊岡市
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>グルグル振り回して餌となる蛾を絡め獲る
不思議ですね?。GOGO夕張じゃあるまいし。
お洒落なネックレスみたいで自然のデザインはすごいですね。
WEB図鑑に載せた2年前の写真は2ツ玉でした。
http://www.mori365.sakura.ne.jp/db/profile.cgi?_v=1157433393&tpl=view
同じ個体でも粘玉は1つのときもあれば、4つ出すときもあります。吊り下げる糸の長さも調整しています。羽音が聞こえると、とつぜんグルグルと玉を回します。
網を張った方が捕獲効率はよさげに思いますが、なんでも、粘玉から蛾を寄せるフェロモンが出てるとか。おもろい蜘蛛です。珍品の一つですが。