青い鳥、赤い鳥

昨年と同じ観察ポイントで、今年もコルリと出会うことができた。

アカショウビンは遠くのこの1シーンのみ。複数個体が鳴きかわしており、これから営巣に入ろうとしているタイミング。

アカショウビンが鳴くと、それに呼応するようにセグロカッコウがよく鳴く。最近、セグロカッコウが定着しつつあるのは、アカショウビンの個体数増加と関係しているのか? つまり、セグロカッコウはアカショウビンに托卵する? 不思議なことに、ヤイロチョウの繁殖エリアでもセグロカッコウが鳴く。ヤイロチョウに托卵? いずれにしても単なる邪推であるが。

セグロカッコウのリズム「カカカッコウ」は、音階に置き換えると「ミレレド♪」って感じ。
この個体は少しフラットで「ミ♭レ♭レ♭シ」と唄ってる。

2021.5.23 D7500+VR300mmF2.8

5+

2 throughts on "青い鳥、赤い鳥"

  1. うらやましいですねー 野鳥の楽園ですね。大阪の都市公園はたまにコルリが通過するだけです。私は但馬出身です。よかったら場所を教えて下さい。

    0
    1. 小畑幹宏様

      具体的な場所をお教えすることは控えますが、アカショウビンに関しては、近年になって個体数を増やしてきました。キビタキが里山で普通種になったように、アカショウビンもやがてそうなればいいなと思って継続観察中です。

      但馬山岳は林道が高い標高までついています。ブナ帯を通過する林道を走行されれば、アカショウビンとの遭遇チャンスはそう稀ではありません。繁殖初期は午前の遅い時間帯まで鳴いています。

      コルリはブナ林床のチシマザサ帯で繁殖します。シカの食害でチシマザサが壊滅し、コルリもいなくなりました。シカが西へと動いて行きつつあり、チシマザサが少しずつ復活して来た場所もあります。コルリもそういう場所に戻ってきつつあります。

      1+

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です