OLYMPUS RM-CB1


OLYMPUS E-1用のリモートケーブルRM-CB1(定価6,500)である。カメラのリモート端子は3ピンと単純構成。半押しと全押しの機能しかない。
このケーブルの操作部を分解して驚いた。普通の発想では、市販のスイッチユニットを搭載し、それを押すための機構部を設計するということになるだろう。しかしRM-CB1の操作部は、りん青銅の3枚の接点をオリジナルで作り上げてあった。半押しと全押しの微妙なタッチ感を実現するために、1枚の接点板金は予想外に長い部品となっている。ケースを開けたとき、金ピカに輝く接点を見てオリンパスの生真面目さを感じたものだ。

ケーブルの配線は3本で、コモン(シールド線)、半押し(チャ)、全押し(アカ)。
シールドとチャを繋ぐと半押し、その状態のままアカを繋ぐと全押しである。
シールドとアカだけを繋いでもカメラは反応しないので注意。


[:下:]
E-1では、アカ(全押し)とチャ(半押し)をタイしたままシールド(コモン)につなぐとシャッターが切れることが判明。半押しをずっとキープしなくても済むのでこれはラッキーな発見だった。残念ながらニコンの場合はこの接続ではうまくゆかない。

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