高中そば


但馬そば処ツアーは続く。今回は和田山方面に出かけるついでに、養父市高中(こうなか)地区にある高中そばを訪ねた。
ホタルの里で有名な奥米地地区をさらに奥に入った山村。店の看板に出石街道とあって、昔は出石との往来に山越えの道が利用されたらしい。今は舗装道があるようだが台風災害で通行止めになったままだった。

但馬の村興しそば処としては老舗的な存在。古くから円山川右岸道路の看板を素通りしてきたが、ようやくここの蕎麦を味わうことができた。村のおばあちゃんが仕切っておられて、平日営業(火曜定休)で通年開けておられる。写真は650円のざるそば。野菜の煮付けがついてくるところが田舎らしい。暑い午後に入ったので、蕎麦がもう少し冷えていれば申し分なかったのだが、美味しい蕎麦だった。別にオニギリ(100円)を頼んだ。敬老の日のお祝いということで栗おこわの特大オニギリだった。これがまたとっても美味しかった。お土産に買った揚げかきもち、これがまた美味。
さて、次はどこの蕎麦処に行こうか。まだまだツアーは続きそうである。

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2 throughts on "高中そば"

  1. お蕎麦の連載、毎回、涎を垂らしながら(失礼)拝見しています。
    高中そばはずいぶん前に行きました。
    その時はまだ出石への道が工事中だったと思います。
    コウノトリの放鳥が間近になってきましたね。
    本日の毎日新聞で特集が組まれていました。
    たじまもりさんの記事を楽しみにしています。

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  2. 但馬には結構\美味しいそば処があることを、改めて認識しているところです。出石だけが蕎麦じゃない。村興しのそれぞれの地区の、地域色というのを訪ねるのも「味」のうちですね。
    コウノトリの放鳥イベントには興味がありませんが、その後の彼らの行動には注目します。野生種と飼育種の生活力の違いが明らかになるのか、それとも案外すんなり飼育種は野生に向かうのか…

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