柤岡(けびおか)の石窯ピッツェリアJinenanが冬季休業後の営業を再開された。この冬は雪らしい雪がほとんど降らず、この村を囲む山々にも残雪はほとんどない。平日なので予約を入れずに店に向かった。3組の先客。私達と、そのすぐ後にもう1組。
冬季休業中にキッチンまわりがまた進化していて、客もオーナーシェフも、この空間の心地よさをよりよい形でシェアできる。この先も、変わり続けて行くのだろうなと、楽しみにしている。
本日のスペシャル。早春の食材を使った旬のメニューをオーダーする。
前菜プレート。柤岡の鹿肉を藁でローストした一品は、スモーキーで柔らかくて、本当に美味しい。ふきのとうのキッシュ、ほろ苦さと香りが口いっぱいに広がる。ニンジンのラペはサワーが心地よい。
春キャベツとパンチェッタと丸麦のスープ。
ふきのとうとアンチョビソースのPizza。ふきのとうの香りとモッツアレラチーズのハーモニー。
菜の花とカラスミのマリナーラ。トマトソースの赤をベースに、菜の花の黄色と緑の色彩が鮮やか。
これから本格的な山菜の季節を迎え、オーナーシェフも山の恵みを使ったPizzaを作るのが楽しみとか。旬の森の恵みをJinenanでぜひどうぞ。
Jinenanのホームページはこちら
2019/3/25 D500+17-70mm
Jinenanで早春を味わう
0