六方田んぼのノスリ


河川敷のノスリも少なかったが、田んぼでノスリを見かけることが殆どなかった。初冬には一旦観察したアトリやタゲリも、結局冬の間見かけることがなかった。普段どおり北から渡ってきたものの、餌が無いことを知ってよそへ移動したものと思われる。
2月最後の週末も雪。週末の雪は連続で何週間続いたことだろう。
そんななか、用水路沿いの電柱にノスリがいた。この個体は警戒心が薄かった。普通、離れた位置で車を止めただけで逃げてしまうのだが、このときは真下から車の窓越しに600ミリを構えても動じなかった。ノートリ。

電柱の個体から400mほど離れたブッシュ。降り続く雪を避けてスズメ、ホオジロ、カワラヒワなどが逃げ込んでいる。そばで別のノスリがじっとしていた。冬鳥の帰り仕度が始まっているが、エネルギを蓄えなければならないこの時期の餌探しは、今年の豊岡盆地では辛いだろうな。
撮影:2005.2.26@六方田んぼ E-1+NikkorED600mmF5.6

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